少し前になってしまいましたがGW前半の月曜祝日。皆様とお休みが重なる貴重な日に新緑輝く四国の天空の道、瓶ヶ森林道へサイクリングに行ってきました。立案者はZ田さん。そして集まったのは10名。初四国、初瓶ヶ森サイクリングの方もおられます。早朝5時にBPSなかやま前に集合。車3台に分乗して出発しました。
瀬戸大橋通過中。
さて、瓶ヶ森?どこ?なんで?という方のためにちょっと解説。
瓶ヶ森林道
『瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)は、高知県吾川郡いの町にある林道。地元ではUFOライン、町道瓶ヶ森線とも呼ばれる。瓶ヶ森沿いの尾根を走る道。旧寒風山トンネル高知県側出口より、石鎚スカイライン終点まで延長27キロメートルの舗装林道である。晴れた日には石鎚連峰はもとより、土佐湾まで見渡すことができる。瓶ヶ森から5キロメートル下った石鎚山側にシラサ峠山荘(標高1406メートル)があり、これより西側は愛媛県側となる。』ウィキペディアより。
走ったコースはこちらです。
何でこんなところに道が?という山頂の稜線直下を走ります。眺めが素晴らしく特に紅葉の時期が最高です。僕自身初めてこの道を走ったのは1994年。今回が8回目かな?リピーターも多い知る人ぞ知る人気ルートなのです。4月のこの時期に走るのは初めてです。
いよ西条ICで高速道を降りてご当地コンビニスリーエフで買い出し。国道194号でいったんトンネルで山を越えて高知県に入り車をデポする道の駅木の香を目指します。194号に入り北上すると一気に眼前に迫る四国山地!
8時半に道の駅木の香到着。支度をして集合写真を撮り9時過ぎ出発!
今回周回コースであるこの日のルートをどっち回りにするか少し悩みました。結局定番ルートである時計と反対回りにしたのですが正解でした。見どころである絶景の現れ方が劇的だし山の天気は午後から崩れやすいので前半にハイライトが来る反時計回りの方が良い景色に巡り合える確率が高くなりそうです。これから行かれる方もまずは反時計回りをお試しください。あっ、今回自転車は皆さんロードバイクでした。
道の駅を出発してまずは広い国道を走ります。もうすでにこの辺りの山の特徴である笹原の稜線が姿を見せます。これからほぼあの山頂近くまで上るのです!
新寒風山トンネル手前から写真右の旧国道へ分岐します。
標高は700m~、今はこの辺りの新緑が見事でした。速い人たちは笑顔でピューンと行っちゃったので僕はTKさんとF西さんと上ります。図らずもお揃いジャージのお二人。旧国道は古い道なので勾配は緩やかです。九十九折れをゆっくりと上ります。
峠はもうすぐです。
約9キロで寒風山峠到着。ここで全員集合です。標高1100m、古いトンネルの峠です。寒風山や伊予富士の登山基地になっていてトイレと湧水、屋根付きの東屋があります。そして観光シーズンのみ営業している寒風茶屋がこの日は開いていました。
真っ暗なトンネルにはゲートがあり通行止め。愛媛側の旧道はよく閉鎖されています。新トンネルがあり高知側からアプローチできるので積極的に復旧工事をしないのかもしれません。自動車、オートバイならならそれでも良いのですが西条から上ってきたサイクリストはたまりません。無料で通れる一般道路の道路トンネルとしては日本一の長さ(5432m)の新寒風山トンネルを走らなければなりませんから。しかも愛媛側からだとトンネルはずっと上りです…。お勧めしません。
さあ、ここからが瓶ヶ森林道です。10時過ぎに出発。
その2へつづく