恒例11月のしまなみ海道サイクリングに行ってまいりました。毎年サイクリングコースを外れて一味違うしまなみを楽しむ企画をさせて頂いています。これまでスタートが多々羅道の駅だったので大三島、伯方島、大島を色々走ってきましたが今回はロング班と同じ向島スタートという事で新たな展開を求めてコースを検討しました。どこを走りましょうか?一番に候補に挙がったのは因島の南にある橋のない島々、上島町です。上島町は岩城村、生名村、弓削町、魚島村が合併して出来た新しい町です。その中で今回注目したのが旧岩城村の岩城島です。実は友人が今年の2月にこの島にサイクリングで訪れていてその時の島の中心にある積善山山頂展望台からの写真が素晴らしくぜひ行ってみたいと思っていたので今回はこの岩城島の積善山をメインに据えてコースを作りました。それがこちら
すいません。ルートの生口橋の因島側のアプローチ道が間違っていました。ご注意を。
お店に5時集合で出発。8時前に向島到着。向島運動公園の駐車場をお借りして集合場所としました。参加者は全体で50名を超えていたようです。ありがとうございます。点呼を取り店長から諸注意等の伝達。
記念の集合写真を撮ってさあ出発です。僕の班は8名。よろしくお願いします。
個人的なことですが向島から因島、生口島を走るのはとっても久し振り。たぶん前に走ったのは2005年だったと思います。なのでとても新鮮!因島大橋を渡り坂を上り返して噂のはっさく屋へ。ここも実は初めてです。はっさく大福を食べるのも初めて。甘酸っぱさがとてもさわやかでおいしかったです。人気なのもうなずけますね。お土産に持って帰るなら予約しないと売り切れちゃいますのでみんな往きに予約して帰りに受け取る方針でしたね。岡山駅ビルのスーパーでも毎木曜に販売しているとか。
さてここから早速サイクリング道を外れます。はっさく屋の脇を海まで下って因島の東海岸を走ります。因島大橋の真下で記念写真!ガードレールのない海へダイレクト!な道でした。
しばしの国道走行の後、因島水軍ラインと呼ばれる県道366号線へ。起伏のある海岸線を行くハードですが眺めは素晴らしいルートです。通る車も少なく静かなサイクリングが楽しめます。写真は最初の集落、鏡浦です。
坂を上るごとに風景が変化します。今まで見えなかった島が見えてきたり小さな漁船が通ったり。
ヘアピンコーナーを下り三庄町へ。スーパーもある大きな町です。
因島の南端、家老渡辺りは道幅が非常に狭くバスとの離合は大変そうです。
土生の町へ。はぶと読みます。ここから岩城島の長江港へフェリーで渡ります。計画では11時30分の便に乗れたらと考えていたのですが1つ早い10時50分の便に乗ることが出来ました。料金は大人片道270円、自転車片道380円なのですがサイクルフリー券というものがありなんと自転車料金がタダになります。今年の9月までだったのですが平成27年3月31日まで延長になっています。
やって来た小さなフェリーから車が下りると乗り込み開始。特に何の指示もなくゆるーい感じがよいです。フェリーも1時間も乗ると大層な感じになりますが13分ならちょっとそこまでといった風情でサイクリングの続きのような感覚です。
合図もなく出航。短いですがワクワクドキドキ、ワクドキ感は橋に勝る気がします。
目の前にあった生名島を回り込むと正面に岩城島が見えてきました。積善山が聳えています。標高は370mなのですが海から直に立ち上がっているのでもっと高く見えます。金山より高く見えるなあ。ほんとにあそこに上るの?なんて会話をしつつ。。
岩城島に上陸です。
その2へつづく