走ったコースはこちらです↑
今回はお客様のZ田さんが企画されたサイクリングに参加させて頂き走ってきました。コースが周回ではないことに注目して下さい。無理を言って輪行で参加して前半の平坦区間をショートカットさせてもらいました。だって参加メンバーを見るとこの50㌔の平坦区間で足を削られて後半の上りで終わってしまう事が明白だったからです。
ですがある程度は速い速度域に対応しようと思いいつものツーリングバイク、スペシャライズドのTCスポーツではなくグラファイトデザインのメテオランチに11-28tの軽めのスプロケットとサイドカットやリム打ちパンクに強いタイヤ。「パナレーサー ツアラープラスブルべエディション」を履かせました。このタイヤはグリップもよく通勤からロングライド、レースにも使える万能タイヤですね。26cと太いのでフレームによっては干渉しますので注意が必要です。
また軽量化のため一眼レフカメラも置いていきコンデジ(リコーGX100)のみに。天気予報では標高1500m辺りで氷点下近くまで冷えこむとの予報だったので防寒対策のグローブや雨具はしっかり詰め込みました。靴もロード用ではなくゴアテックスのSPDシューズにしました。
つい先日も利用した気がする始発のマリンライナー。いつもの西口エレベーター脇で輪行して乗り込みました。7時23分大歩危駅着。速やかに組み立てをして出発。どんよりとした曇り空。気温が上がってくれば晴れるはず、とこの時は思っていたのですが終日曇天でした。車で吉野川ハイウェイオアシスから走り出す他のメンバーよりかなり先行しているはずです。ちなみに他のメンバーとのやり取りはフェイスブックの書き込みでおこないました。
国道32号線を軽快に南下。最初の超級山岳、京柱峠の入り口豊永へ向けて走ります。大歩危小歩危は過ぎていますが渓谷美はなかなかのものです。
標識がごちゃごちゃしていますが…、8時22分京柱峠の分岐に着きました。ここからは国道439号線、通称与作国道(酷道)です。峠までは18㌔。まだ後続集団とは差があるようです。何とか峠の山岳ポイントは1位通過したいな。逃げ切れるか?
早くから開店していたこんどうストアに寄ってパンと牛乳を補給。ここはさばの姿寿司が有名なのですが大きいので今回はパス。大勢でサイクリングの時に是非買いたいですね。
しばらく走るとこの工事看板が。四国の山間部名物の時間規制です。1時間の内10分しか通行できないことが多いです。それが2カ所も!タイミングが悪いと1ヵ所で50分も足止めを食らいます。走行プランにかなり影響が出てしまいます。日曜だったり、盆正月GWのサイクリングなら工事も休みなので関係ないのですが平日は要注意です。また表記の地名を見てもいったいどの辺りで工事しているのやらさっぱり分かりません。まあいろいろ言ってみたところで進むしかないんですけどね。
ちなみに最初の規制区間は10分待ち。高知市内から来たという警備員のおんちゃんと立ち話。すごい勢いで下って来る自転車を止めるのは怖いよねーなんて話をしながら待ちました。後ろから仲間が来るので止めてる時も通れそうだったら監督さんにお願いしてね、と伝えて通過。次の区間はギリギリ通過可能時間内!最小限のタイムロスで2つの規制区間をクリアしました。
後続が捕まると下手したら明るいうちの完走が危ぶまれるのではと危惧していたのですがあとで聞くとスムーズにロスなく通過できたそうです。よかったあ。
定点撮影ポイント、西峰の分岐。峠まであと10㌔。
国道というと都市を結ぶ主要幹線道というイメージですがここではそれは通用しません。静かな狭路がこれでもか!と続きます。勾配は穏やかです。
黄葉紅葉はもうピークは過ぎたのでしょうか?それでもところどころで美しい色彩を見る事が出来ました。
峠の1㌔ほど手前のコーナー。ここから2年前の夏に通った物部町に抜ける林道が繋がっています。
峠直下の広場へ寄り道です。少し下るので道路からは見えずらいです。広い屋根付きのスペースに簡素なトイレと水道付き。キャンプに最適です。過去何度かここで泊まりました。眺めも良好。朝の雲海が素晴らしいですよ。
峠が見えてきました。
その2へつづく