ちょっと長いタイトルですが…。
先日お客様から白水の滝(男滝)の標識に惹かれて走って行くと道が未舗装路になりしばらく分け入ってみたけどロードバイクだったのであきらめて引き返した。とのお話を聞き興味が湧いて早速行ってきました。
白水の滝とは?美作の八塔寺ふるさと村の北にある中国自然歩道上にある滝の事です。地形図では男滝(おんたき)と表記されています。近くに男滝山という山もあるので男滝が正式名称だと思うのですが行政は爽やかな?白水(しらみず)の滝と呼んでほしいようですね。
今回走ったコースです。
計画段階では自宅からの自走ではなく吉永まで輪行しようと思っていました。走るのは平日の月曜なので山陽本線で輪行するなら通勤ラッシュ前の始発しかない。が、朝が早いのがつらい…。どうしよう?
走るルートなど色々思案し走行距離を計算すると自宅から走り出して兵庫の佐用から輪行して帰るとちょうど100㎞。まあ走れない距離ではないな。という結論に達し、自走することにして8時半頃に出発。
今現在サイクリングで使っている地図について。
ソニーのポータブルナビ、NV-U37をハンドルに固定、あらかじめ作っておいたルートラボのデータをインポートして地図上に赤線で表示するようにしています。NV-U37は送電線が表記されている旧2万5千分の一地形図が表示される唯一無二?の存在だったのですがすでに生産終了。サポートも今年の6月30日で終わってしまいます。低温での不安定さもあるので今後はガーミン等に移行しなければならないでしょう。
今年から新たに導入したのが7インチのタブレット。ASUS Nexus7です。片手で持ててフロントバックにも収まる(これ重要!)。これに地図ロイドと山旅ロガーGOLDを入れてGPSログを記録しています。事前に地図データをキャッシュしておけば通信エリア外でも地図を見る事が出来ます。ルートの軌跡も表示されます。パソコンに繋がなくてもルートラボにアップロードすることも出来るのでかなり便利です。
地図ロイドはAndroid用ですがiPhone用だとFieldAccessというアプリが似た機能のようですね。
何と言っても7インチの画面だと地図が見やすい!です。広範囲まで見えるのでルートの予測がしやすいですしこの道どこに繋がってるのかなー?とか行き止まりじゃないかなー?とかが調べやすいです。知らない道へ分け入りたい探訪派の方にはお勧めですよ。
あっ、そういえば普通のサイクルコンピューターも付けてました。
ユピテルのAS-CC5IIです。多機能なメーターは他にもありますがボタン電池タイプは長期のサイクリングでのバッテリーの心配がほとんどありませんし何と言っても勾配、走行速度、走行距離、高度が1つの画面で見られるメーターってあんまりないんですよね。
紙の地図も持って行きます。走る範囲が狭ければ地形図。広範囲なら昭文社のツーリングマップルです。やはりデジタルだけというのはちょっと不安ですから紙の地図もまだまだ必要だと思います。
さてさて、走り出してはみたものの激しい向かい風の洗礼を受け早くも自走していることを後悔し始めていました。うーん、前へ進まない…。それにこの日は3月にしてはかなりの低温だったようです。
ですがロードバイクとは違ってツーリングバイクのスペシャライズドTCはそんなにスピードが出ていなくても苦になりません。だいたい平地の速度が時速20キロ位で走りきれるようなコース取りを心掛けています。
ロードバイクだと半日で走りきってしまうようなコースを一日かけてじっくり楽しめるのがツーリング系バイクの良さですね。太いタイヤや長いホイールベースで低速安定性を持たせてあります。
逆にとるとロードバイクの醍醐味である高速巡航性はやや劣るので出来るだけのんびり走れるような交通量の少ない道を選択するのがベターです。なのでルートラボのデータを見てもらえると良いのですが吉永までのルートはなるべく狭い道を繋いで走るようにしてみました。特に瀬戸から万富までの県道96を外すコースはなかなか良かったです。
ビール工場の裏を通過。ビールの香り?お酒に弱い人は酔っぱらってしまうかも?
熊山から和気までの県道395は初めて通りましたがこんな狭い区間があるんですね。
時折抜き去っていく電車を眺めながら今この時間にここを走っているなら通勤ラッシュの後からゆっくり輪行しても同じ時間に吉永に着けるじゃないか!という事実に気が付きました。次回はそうするかもしれません。
10時半に吉永のローソン着。おはぎがおいしそうだったので購入!すぐに食べる1つに大きなプラパックを使うのが申し訳なくて「すぐ食べるのでそのまま下さい!」というと店員さんにワイルドですね。と笑われてしまいました。わざわざ紙にのっけてくれたので逆に迷惑だったかな?
その2へつづく
瀬戸から吉永までの経路、熊山で吉井川右岸に渡ればあまり車道を走らずに行けますね。県道395は待避所で対向車(時には追い越しの車)を交わさねばなりませんので結構気を使います。寒さが和らげば輪行であちこち出かけたくなりますね。
はやしさん
コメントありがとうございます。県道395があんなに細いとは!結構地元車が来るんで確かに走行には注意が必要ですね。