静かに2日目の朝が開けました。キャンプの朝は外が明るくなった時が起床時間です。少し肌寒いくらいの気温。酷暑を心配していたのですが杞憂でした。
すぐ目の前が四万十川です。この辺りは上流と言ってよいでしょう。
朝食はコーヒー、パン、パスタ。日が上ると気温が上がってきます。
昨日は居なかった管理人さんが来ていたので300円を払い出発!9時20分です。のんびりだー。
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四万十川に沿って走ります。基本下りです。快走。
途中で見かけた建造物。鉄道?ではなくて多分水道橋でしょう。
途中ちょっとした上りのてっぺんで川を俯瞰できるところがありました。緑いっぱい、護岸にコンクリートが見えないのも良いですね。後半はやや単調な道でしたがスタートから約25キロで国道381に合流しました。
国道から見えていた沈下橋(上宮橋)に寄り道です。沈下橋とは低い位置に作られ増水時には水面に沈んでしまう橋のことです。四万十川流域には47の沈下橋があるそうでこの地域の名所の一つです。欄干がないのですが車が一台通れる幅があるので自転車で渡るのはそんなに怖くはありません。
次に見えてきたのは向山橋(上岡沈下橋)。曲線を多用したデザインがとても美しい橋でした。昭和38年架橋とのこと。52年も前なんですね。
12時過ぎに道の駅四万十大正に到着。約48キロ地点です。ここで昼食。せっかく四万十なのでうなぎを。うなぎの石焼混ぜご飯です。残念ながら蒲焼とかうな丼はありません。うなぎも少量でしたがまあ四万十うなぎであることは間違いないでしょう。美味しく頂きました。
道の駅から今日の宿泊地三島キャンプ場までは約20キロ。時間にはかなり余裕があるので温泉でも寄って行きますか?と提案。満場一致で寄り道決定です。寄り道こそ旅の醍醐味なのであります。
土佐大正の町を抜けて大正温泉へ。1日で最も暑い午後の時間を温泉で過ごすなんて、なんて贅沢なんでしょうか。
浴室は貸切状態で自分のうちにいるかのように寛いでしまいました。泉質はナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉だそうですこしぬるぬるとしたお湯でした。ヒステリーに効くそうでそういえば皆こころなしか穏やかになっていたような?
冷房の効いた休憩所でさらにのんびりして午後3時前に出発。
出来る限り国道を外して川に沿う旧道を走ります。四万十川の大きな中州にある三島キャンプ場へは沈下橋で渡ります。沈下橋という事は川面まで下る訳です。また上るのは嫌なので先に最寄りの土佐昭和の町で買い出し。グーグルのストリートビューで確認していたスーパーは閉鎖されていて焦りましたがさすが高知。酒屋は健在でした。一安心。食材は小さな商店をはしごしてなんとか調達しました。
三島キャンプ場は中州の一番奥にありました。結構混み合っていたのですがなかなか良い場所にテントを張ることが出来ました。
その5へつづく