非常に更新が遅れております。すいません。
2016年1月3日の朝。この日は宇和島まで走る予定です。当初計画していたルートはこちらでした。
後半に御代ノ川林道経由で鬼が城山方面も考えたのですが標高と勾配がちょっと厳しそうだったので却下。となると少し物足りないなあと考えていたのです。
昨夜ホテルの部屋でフリーWIFIを使ってタブレットの地図を見ながらルートを探ると最初に越える県道46宇和島城辺線の小岩道峠から由良半島の付け根に車道が繋がっています。由良半島といえば以前から気になっていた船越の運河があります。行ってみようか。さらにリアス式の入り組んだ海岸線をトレースして最後は再び県道46の峠越えで宇和島へ。いいじゃないか!綺麗なルートが引けたんじゃないかな。これで行こう!
こうして前日にフレキシブルにルート変更できるのはネット環境のおかげですね。ちなみに国道56号線を走るという選択肢はあり得ません。車に翻弄されるだけですから。
実際この日に走ったルートがこちら
7時35分、ホテルを出発。天気はあいにくの曇り空。
僧都川に沿って遡って行きます。峠まで18キロ。
二車線のきれいな道が続きます。前半はほとんど上りません。
スタートして11キロ。8時48分にお城の天守閣のような山出温泉に到着。やまいだしと読みます。キャンプ場も併設されていて昔利用したことがあります。ここはまだ標高115m。峠は588mなので上りはまだまだこれからです。
道幅がセンターラインのある二車線から1.5車線に変わりました。
僧都集落の一番奥に大きな炭焼き小屋がありそこから勾配が一気に上がり本格的な山岳路になります。峠までは約5キロ、標高差は320mです。
峠への最後のカーブ。稜線に居並ぶ風車群。少し異様な風景です。斜面に見えている道がこれから向かう道かと思っていたのですが実際は山の反対斜面でこちら側は風車の管理専用道でした。
10時半に峠着。峠は展望なし。現場事務所が建ち風情はありません。写真奥に見えている道へ。もうしばらく上るようです。
少し上っただけで景色が変わります。写真右奥の高い山が篠山かなあ?
折り重なる山々。
風車の直下を走ります。青空じゃないのがちょっと残念です。
標高650m、この辺りがこの道の最高地点です。海が視界に入るようになってきました。
海まで一気に下ります。ここでロードの方とすれ違いました。下る途中柏崎漁港方面の展望がありました。こっちに下る道もあるようです。
由良半島がすぐそこに。
旧国道56号の鳥越隧道がひっそりとありました。また通行止めにはなっていないようです。大正8年竣工とのこと。
その11へつづく