かろうじて咲いている桜の木がありました。このまま車道を引き返すのもつまらないのでこのまま千光寺の方へ自転車を押していきました。
天寧寺の三重塔の上に出ました。坂の町尾道を散策するのは実は初めてです。勝手がわからないしここが今日は尾道散策がメインでははいのでとりあえず下へ下へ。石段ばかりで自転車はずっと担ぎっぱなしでした。
石畳の路地を進みます。迷路のようですが海まで下れたらよいので適当に進みます。
支度中の扉の向こうに見える庭が気になります。ちょっと隙間を開けているのはこのお店の演出かな?
踏切を渡り商店街を抜けて海へ。向島への移動、いつもは駅前渡船を利用していましたが今回は尾道渡船です。
船をを降りて進んでいくとガイド本に載ってる住田製パン所や後藤鉱泉所などがありましたが素通り。向島随一の展望台、高見山山頂を目指します。山頂の標高は283mです。洋らんセンターの脇から上りはじめます。狭く急な道。地元の軽トラが時々通り過ぎます。幸谷峠からの広い道に合流して左折。道は広くなりましたが路面は悪く勾配も急です。後で確認したところ登坂距離は2キロ、平均勾配は10%でした。初心者向きの上りではなさそうです。
ですが山頂からの眺めは素晴らしいです。上り切ると新しい展望デッキと展望台があります。上る途中尾道方面の視界が開ける場所はありますが海の方は全く見えません。山頂に着いて一気に視界が開けるというシチュエーションも最高です。
まず目に飛び込んでくるのが因島大橋です。ほぼ真正面。この角度できたか!と驚きます。
視線をやや北寄りに転ずると真っ赤な向島大橋が。その奥に岩子島、そして遠くに三原の町並みが見えています。
南は観音崎を中心に瀬戸内らしい多島美の風景が広がります。
その3へつづく