
 先日の日曜日はお花見ヒルクライムと銘打って岡山市と赤磐市の境にある本宮高倉山へ上ってきました。参加者はスタッフ含め11名でした。


 この日は気温が高くひざ丈のレーサーパンツに指切りグローブでOKでした。下りはウィンドブレーカーを着用。
まずは山陽団地の脇にある足王神社にお参り。ここの桜も満開でした。

 ここが上り口。奥に桃のタンクが見えています。標識には3.4㎞とありますが実際は4.4㎞です。平均勾配は9%ですが平坦区間があるので前半後半に激坂区間があります。

 最初の急な九十九折れを過ぎると視界が開け赤磐の町が一望できます。

 桜のトンネルを抜けて進みます。

 途中の民家がある辺りにソーラーパネルが設置され景色がかなり変わっていました。

 唯一の分岐を過ぎたところにある桜並木も満開でした。

 最後の九十九は20%越えも現れます。昨日の雨で路面が濡れている上に土も流れてロードバイクの細いタイヤとギア比だとは走り難かったと思います。私は最後尾だったので見ていないのですが後輪がスリップして足つきした方が多かったようです。

 山頂は広場になっているのですが木々が伐採されていました。なぜ?

 広場の先へ。藤棚を抜けると視界いっぱいに岡山の街が広がります。

 ここはパラグライダーのフライト基地になっているので眺めが良いのです。正面のほぼ同じ高さに金山も見えています。下に眼をやるといつも走るカバヤへの道が。空気が澄んでいれば中国山地の山並みも見えるはずです。
 お花見ヒルクライムなのでおやつにお団子を選びました。

 津山線の赤い気動車がやって来ました。

 自転車が走っているとワイワイしゃべってましたが自転車じゃなくてカブ?

 急勾配の荒れた路面の下りは慎重に。店長もブログで書いていますが普段走り慣れていないと怖いかと思います。こんな道でスピードを出すのはMTBに任せてロードバイクは低速、低重心でゆっくり下るが勝ちです。
 帰路は来た道ではなく旭川左岸の鍋谷へ下りました。

 大久保の潜水橋前でメカトラブル(タイヤのサイドカット)で遅れた後続を待ちます。その間に郵便配達のバイクが通りかかりました。彼は橋の前で颯爽とバイクから降りそのまま走って橋を渡りはじめました。この橋を使って郵便配達していることも驚きでしたが走って渡っていることに感動しました。渡り切った先はタイトなコーナーのあるコンクリの狭い急坂なのですが彼は再びシートに跨り絶妙なハンドルさばきと重心移動で上り切りました。エンジン付きとはいえすごいテクニックです。良いものを見ました。

 我々は押してのんびりと渡りました。その後はいつものルートでお店まで。43キロ、獲得標高582m
もう少し勾配が緩くて路面が良ければぜひ皆さんに上ってもらいたい好展望の山です。鍛えてロードでトライも良いですがこんな道を楽しむための低速ギア比のシクロクロスベース車やMTBをセカンドバイクになんてどうでしょう?いつでもご相談下さい。