にし阿波林道三昧サイクリング その5

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 集落を過ぎると生活道から林道へと雰囲気が変わります。植樹されている苗に保護のためなのか白い筒がかぶせてありどこかシュールな光景の中を上って行きます。白い筒が墓標のようにも見えてちょっと不気味な感じ。
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 道は熊谷川の谷を巻いて高度を上げていきます。標高は900mを超えます。
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 この日の最高到達地点辺りからの眺め。晴れてたらもっと良いのでしょうね。
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 全舗装ですが一部コンクリ聞区間があります。
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 和紙の原料となる三椏(ミツマタ)の花がいたるところで咲いていました。


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 雨は上がりわずかに晴れ間が覗きます。谷の向こうのとんでもない斜面の上に集落が見えています。大西地区でしょうか?現代は谷底に車道が走り町があるのですが平家の落人が峠を越えて入ってきた遠い昔は山の上の日当たりの良い斜面から先に人が住み着いたそうです。
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 栂峰地区まで下ってきました。現代人の感覚からするととても不便な立地ですがここにも生活がありました。
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 見事な枝垂桜の脇を走り国道439へ合流です。ここからは勝手知ったる道です。
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 東祖谷京上にある旅の宿奥祖谷に着いたのは予約していた5時半でした。長年サイクリングを続けていると自分が引いたルートの走行時間が予測できるようになります。今回もピッタリでした。
 自転車は空いているとの事で玄関の中に置かせてもらえました。
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 部屋に入りTVを点けるとなんと山陽放送が映るではないですか!ちょうどイブニング5時の国司アナの自転車ひとり旅のコーナー。BPSなかやまのテロップも流れました。徳島でも山陽放送が観られるんですね。
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 部屋からの祖谷川の眺めもなかなかです。
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 夕食も豪華!これは郷土料理のひらら焼です。
「ひらら」とは平らな石のことです。この上に味噌で土手を作り、「あめご」「ごうしも(じゃがいも)」「岩豆腐」「こんにゃく」などを入れて煮込む祖谷地方の郷土料理が「ひらら焼き」です。宿のHPより
他にも多数のメニューがありお腹いっぱい。部屋飲みはそこそこに明日に備えて床につきました。
その6へつづく