にし阿波林道三昧サイクリング その6

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 1月以上前の旅ですがもう少しお付き合いください。
2日目の朝、部屋からの眺めです。良い天気。夜雨が降ったそうですが川の音で全然気が付きませんでした。
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 祖谷ブルー?今朝も綺麗です。
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 7時半から朝食。ご飯をおかわりしてしっかり頂きました。
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 8時15分に出発。この日は落合峠を越える予定です。ですがただ越えるだけだと芸がないのでこれまで走っていない道を探索します。ずっと気になっていたのは落合集落を一望する展望所です。ここへ繋がっているらしい林道阿佐名頃線を走ってから落合峠を目指すことにしました。林道阿佐名頃線の情報は徳島林道ナビさんから頂きました。
 出発後少し引き返す形で新道のトンネルを走ります。このトンネルを走ったのは初めてです。
この日のルートはこちら。IEだとルートラボにデータをインポートできました。


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 前日も通ったこの分岐から上りはじめます。
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 林道阿佐名頃線です。
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 九十九折れで高度を稼ぎます。
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 直進すると阿佐の集落です。平野屋敷で有名で国道には標識があるのですがこの分岐には何もありませんでした。目指す道は左です。昔なら紙の地図を眺めてどっちだろ?と悩む場面ですが今は液晶画面に表示された地図にあらかじめルートが引かれているため迷うことなく左へ進みました。
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 アスファルトで舗装されていますがよく見ると結構荒れています。
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 やがて標高700mあたりで集落に入ります。親切な張り紙が。麦生土(むじゅうと)と読むんですね。
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 なんでこんな山の上の不便なところに、と言うのは車社会の現代の考え方なのかもしれません。この辺りは平家の落人伝説があります。今人が住み車道が走る川沿いは昔は水量も多かっただろうし日当たりも悪く道を作るのも困難です。山(峠)を越えてこの地域に入った先人はまず日当たりの良い山の上の斜面に住み着いたのでしょう。
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 落合集落を遠望。
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 一部コンクリ舗装もあります。
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 日当たりのよう場所に民家がありました。地図を見ると釜ケ谷と言う地名のようです。一ヵ所下っていく新しい道があったのですがちょうど作業中のおじいさんがいてこの下りは行き止まりだと教えてくれました。
 いつの間にかこれから越える稜線が雲に覆われてしまいます。
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 やや荒れた区間を通ります。いったん下り国道からの道と合流します。林道阿佐名頃線はまだ続くのですがここから左へ折れて落合集落の展望所へ上り返します。
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 11時に展望所に到着しました。
その7へつづく