大川村役場前を出発し先へ進みます。この辺りまで来るとダム湖というよりは川に近い幅になってきます。道沿いに滝があり清潔なトイレも完備されていました。この滝は上流にある小金滝の下の小滝だそうです。道の川よりから見上げると上部の小金の滝が見えたそうです。気が付かなくてすいません。
このすぐ先の小金滝橋から再び県道265へ移動します。
対岸へ渡るとすぐに急な上り坂。上の方に道が見えて郵便バイクが下ってきます。しかしすれ違うはずのバイクがいつまで経ってもやって来ません。不思議に思いながら上って行くと合点がいきました。道が三方向に分かれていたのです。郵便バイクはおそらく真ん中の道へ進んでいったのでしょう。こうした分岐も十字路と呼んでいいのかな。
せっかくなのでみなさんに各道へ分かれてもらい写真を撮りました。
実はここは以前にも走ったことがありました。その時の記録はこちら。
県道265は吉野川橋で県道17に合流します。今の地形図には載っていないのですが橋の手前の発電所のすぐ脇に小学校があり学生の頃サイクリングで校庭にテントを張らせてもらい翌日平家平に登山した思い出の場所です。
この辺りまで遡るとダム湖ではなく渓谷になっており橋の下に大きな滝が見えています。
渓谷に沿ってゆるゆると上って行きます。
橋の下には廃道と化した旧道が残されていました。ここも今の地形図には載っていませんが手元にある昭和61年修正の5万図には道の記載があります。当時から旧道なので20年以上前から役目を終えているのですね。
突如視界に大きなダムが現れます。大橋ダムです。早明浦ダムよりはるかに古い昭和14年竣工の土木遺産にも認定されているダムです。特別ダム好きではないのですがこのダムには長い時を経て巨大な人口建造物と自然とが調和している不思議な美しさがあります。つい見入ってしまいました。
国道194に合流。この日泊まる木の根ふれあいの森キャンプ場は左なのですが右折して少し上り道の駅木の香へ寄り道です。お風呂と遅い昼食です。
ここはこの周辺のサイクリングのベースとなる施設です。写真はパスタのようにも見えますがカレーつけ麺です。
食事をしながらスマホの天気予報を見るとほぼ確実に雨。。。結構正確な天気予報が入手できてしまうのは場合によっては良くないですね。雨なのにキャンプかよ。って心の片隅で思ってしまいましたがキャンプ場に向かうことにしました。走ってると着信音。知らない番号、キャンプ場の管理人さんでした。予定の到着時間を少し過ぎてしまっていました。
標識に従って国道を離れ橋を渡りさらに山奥へ。途中ニホンザルの群れがお出迎え。律儀に勾配表記が各所にあります。
受付を済ませテントサイトへ。ビールは売ってませんでした。。。テントサイトはこの日は貸切との事で遠慮なく炊事棟を使わせてもらいました。四隅にちょうどテントが4張り収まりました。
雨音を聞きながら早目に就寝。
その5へつづく