10月の雨のスパイラルからは何とか抜け出しましたが11月はイベント月です。12日は岡山マラソン(応援です)、来週はオリーブサイクリングの下見、その次はダックス忘年会の翌日で撃沈しているはず?
練習会を楽しみにしている方には申し訳ないです。23日は児島半島方面への走行会を企画予定です。
13日(月曜日)は久し振りにロードバイクに乗りました。外で乗るのは10月9日の耐久レース以来です。どこへ行くか色々考えましたが近場の金山へ上ることにしました。これから寒くなると足が向かなくなるのでちょうど良いかなあと。それに日曜朝練をしばらく走っていない身体でどのくらい上れるのか試してみたかったのです。
実は体重は落ちていて高梁ヒルクライムの日から1キロ、パワーメーターを導入した2月からだと3キロ減ってます(現在62.2㎏)。まあここ数年この時期が一番少なくて年末年始でリバウンドするのを繰り返しているのですがそろそろ何とかしたいです。
そうそう、GIANTのTCR ADVANCED SLのインプレもしないといけないし!
ちなみに金山(牧石幼稚園側)は距離5.9km、平均勾配8%の上りです。
さて、目標ですが自己ベスト(PR)を狙うのは苦しいので8~9割くらいのパワーで上ることにしました。前回PRを出した時の平均出力が260Wだったので230W辺りをキープすること。平坦区間は逆に落とし過ぎないことを意識することにしました。ガーミンのメーターにはラップタイムとラップ平均NP、3秒ワットを表示。速度やタイムではなくワットを見ながらの走りです。
ラップボタンを押してスタート。高速の橋をくぐり勾配がきつくなると230Wキープが難しくなります。どうしてもそれより高くなってしまうのです。ローギアはもうないのでそうそう負荷は下がりません。心拍とも相談して230Wにこだわらず無理しないペースを心掛けました。ワットを意識して走るときついだけに見える金山の上りも勾配の変化がたくさんある事が分かります。
招き猫を過ぎ短い平坦区間を経てエースセンターからの後半戦に入ります。きつくところで無理しなかったせいか思いのほかタイムも良いし足も残っている感じがします。コースは記憶に入っているので少しづつ負荷を上げて最後のコーナーからは全開でダンシング。そう、今回は勾配のきつい区間はダンシングを多めにしました。ワットは上がりますが体重を掛けているので足への負担は少ないはずです。TCR ADVANCED SLの特徴のひとつがダンシングの気持ち良さですね。踏んだ力が無駄なく加速感へ繋がっている気がします。
STRAVAの金山TTのゴールは広場より下なのでそこまで追い込んでラップボタンを押していつものゲートへ。手ごたえはありましたが後で確認すると前回(今年5月29日)より30秒以上早い24分12秒でした。平均パワーは259W。欲張ってタイムを狙い過ぎなかった事が功を奏した結果でした。体重が落ちたのにパワーが落ちていなかったようだしこの時期にこの練習量でこのタイムが出たのは素直に嬉しいです。自転車も勿論良かったと思います。
十谷側へ下ります。下りでOGKKABUTOのAERO R-1のシールドを使いましたが風の巻き込みが減りメガネ愛用者の寒い時期の懸念材料であった涙ぼろぼろ問題が解決しそうです。
十谷は旭川からの支流の谷に日当たりの良い耕地が広がっていて日本の里山!というった雰囲気の場所です。津山線の気動車がやって来たのであわてて背中のポケットからカメラを取り出しました。
楽しそうな砂利道を発見。上の溜め池で行き止まりぽいですが今度探索してみよう。
集落は津山線を挟んで左右に分かれています。津山線は勾配の関係で一段下を通りトンネルに入るのですが線路が出来る前は同じ斜面だったのかな?ちょっと引き返して跨線橋を見に行きます。
何度も立ち寄っていますがここを車両が通るのを見たことがありません。
火の見櫓、常夜灯、柿の木、白壁の蔵。櫓の下にタイル張りで建造年が記されています。写真では分かりずらいですが。
また津山線がやって来ました。赤い車両と稲穂の対比がいいですね。
このトンネルも好きです。十谷跨道橋というそうです。明治31年仮設とのこと。
カバヤで折り返し。紅葉が一本だけですが見頃でした。
再び金山へ。こちら側からも前半と同じコンセプトで上りました。牧石側よりすこし勾配が緩いので平均ワットは237Wでタイムは25分57秒でした。一応PRですがこっちはあまりタイムを意識したことがなかったので一応です。
帰路は笠井山方面へ。途中エースセンターのダンプと三台もすれ違いました。こっちからも最近は上ってくるのですね。気を付けよう。