蒜山MTB２００９

日曜日に行われた蒜山ＭＴＢ大会２００９に参加してきました。
天気は晴れから曇りに、レースには最高のコンディションでした。
さて、今年は去年よりも一応練習していると言うことでエキスパートにエントリー。
他のイベントが重なる中出場する人数も減るのではと、淡い期待を持っての出場でした。
期待通りエキパは６人と少なく、内心喜び。
ダックスからははたちゅうさんとオガワさん、と僕。
いつも上位に入賞されているチームひるせんから二人とSKY-RCから一人・・・
さすがにレベルは高い方々ばかり。
今年の目標は４０分を切る事。もちろん順位も気にするけど４０分を切れば
きっと入賞できるはずと、それだけを考えてレースに臨みました。
エキパはスタート直後の登りではゆっくりしつつも、ダートまでの舗装路はすぐに
時速４０キロを超えポジション争いが始まった。
３番手くらいでダートに突入。たまにソフトボールくらいの石が転がる
フルサスの力を発揮できる区間だ。トップを走ったり抜かれて４番手くらいに下がったりしながら国道へ、演習林の登りでは３番手で入った。
今年はここが一番辛かった。後ろは一瞬しか見なかったけど、たぶんほぼ全員いる。
固まって登りになってしまった。しかもみんなかなりしぶとい。
はたちゅうさんとSKY-RCの方がリードして登って行く形になり、
だんだん均衡が崩れていく。みんな苦しそうだ。心拍はチラッと173。
後ろの気配が減ってきて恐らく4人のパックになったようだ。
僕は途中先頭を走るも３番手をキープ。SKYの方が途中の登り返しでスピードアップし
５、６メートルほど離されて少々焦ったが、その先のガレた区間で差を詰めれたので
一安心。もうすぐ頂上。下りは先頭で入りたかったが、先頭で登り切る力が無く
３番手で下りに突入。
ダブルトラックの下りは今年は最高に楽しかった。
先行するSKYさんとはたちゅうさんをパスし、コーナーの度に差を広げていく。
ポラールで見ると４２キロほどの最高時速が出せた。なかなか乗れてる。
すぐ後ろにはチームひるせんの方が。途中並んだり抜きつ抜かれつ下っていく。
かなり面白かった。山菜取りの方々にはヒヤリとしたが
事故が無くて本当に良かった。
併走して平地に入り、フロントサスをロックアウトに。
ここからはロードレース。チェックポイントまでのなだらかな下りは追い風もあって
時速は５２キロも出た。とりあえずひるせんの方は気にせず、
後ろが追い付けないくらい差をつけたくてひたすら漕いだ。チラっと後ろを確認。
後続が見えるような見えないような・・・
ひるせんの方は後ろにいて様子見のようだ。
チェックポイント前でひるせんの方が前に出たのでSKINSのパワーソックスの中に隠していたチェックカードをこっそり準備。
ところがポイントには協会のおじさんがいない！？
左のほうからイソイソと現れ、左に曲がるように合図を送ってくる。
あれ？今年はシール張ってくれないの？取り出したカードはどうすれば・・・
とりあえず折り返してなだらかな登り区間。前を行くひるせんの方も２５キロ程にペースダウン。後ろでカードをお腹にしまって、再度前を引く。
ひるせんの方はどんな様子か？だんだん気になり始める。
ただ、ここから最後の登り坂とゴールまではなかなか気を抜けないところ。
気を抜くと後ろが追い付いてくる。このままひるせんの方と牽制状態になるわけにはいかない。
牽制しあえば後ろに追い付かれ順位は分からなくなるし、４０分を切る目標も危なくなる。
時計を見ると既に３８分を過ぎていた。やばい！
身を伏せて必死で漕いでも、もう力が残ってない。最後の登りの手前でひるせんの方が再び前に。
協会のおじいちゃんのそぉ～れいけっ！の声を聞きつつ僕も登りに突入。
ひるせんの方は苦しそうだ。足が重そうでスパートをかければ簡単に追い抜けそうなのに
僕の足のほうが参っていた。ゴールしてみると１２秒の差に・・・
記録の方は、４０分０６秒。切れませんでした；惜しかったけど精一杯出し切って
走れたので本人的には満足です。
そして、今年は奥さんも出場！試走に行った時にはあまりのしんどさに不機嫌全開だった奥さんのＭＴＢ初レース！
こけて怪我したりしないか不安だったけど、なんと優勝しちゃったようで。
驚きもしましたが、なんだかとっても感心してしまいました。
いやはや女性は強い。
初めての表彰に若干恥ずかしそうな奥さん。
それにしても蒜山ＭＴＢ。楽しくおこわは美味しく。空気も澄んでていい所。
なんとも言えないローカルな雰囲気の良いレースなのに・・・
参加者の減少は分かりますが、せめて表彰式は３位までは表彰してください。
人数が少ないからと、１位だけなんて他のイベントでは有り得ないでしょう。
来年からはよろしくお願いします。m(__)m