第4回 岡山県自転車競技ロードレース選手権IN中山サーキットに参加してきました。
今回初めて参加するこのロードレースは、6月6、7日に行われる中国地域自転車道路競走大会(通称 中国ロード)
に参加する選手を、県内の有数の登録選手の中から選抜するレース。
つまり、岡山県で今一番速いロード選手を決めようって大会です。
僕は今回は未登録の部に出場してきました。
中山サーキットに到着すると、すでに集まっている選手のみなさんはローラーを漕いでウォームアップ中。
受付を済ませ、僕もローラーで体を温めます。
スタートは午後4時半で、登録クラスがスタートした1分後に未登録クラスがスタートするスケジュールでした。
4時前にコースオープンで試走が出来るようになったので、過去2周しか走った事のないコースをkuedaさんyamashiroさんアテンドでじっくり走りました。
路面は掘れたアスファルトで結構凸凹があり、途中何か所か穴ぼこが空いてます。
ここでウェットだとかなり落車率高そうな予感のするコースでした。
でも、今日はドライ。コンディションは良好でした。初見に近いコースを頭に入れながら2周。
試走から戻るとすぐ選手コースインで、ライダーズミーティング(レースの説明)が始まりました。
そしてレーススタート。
まずは登録クラスがスタートしていきます。30人弱の凄いメンツばかり。彼らは約2kmのコースを30周するのです。
早速飛び出すドメ君。流石w
1分後、未登録クラスがスタートしました。
すかさず飛び出すkuedaさん!
そして、微妙な距離を保つ集団w
そのままほぼ1周・・・2周目の最初の下りで前に出て登りを確かめる感じで登ってみます。
脚は重くはない。イケルかな?
後ろに下がってしばらくローテーションをこなしていく集団。
周回するたびに、登録クラスが同じタイミングで見えていたのでほとんど同じペースで走っていたみたいですね。
4周ほど回ったところで集団は4人くらいのパックになり、徐々にしんどくなってきました。
こういう消耗戦的なレースをするつもりはなかったので、そろそろ自分から動くことに決定。
短いアゲを何回か入れていって、自分もろとも皆の脚を削る作戦です。
自分ももちろんしんどいですが、休み所のないこのコースの場合は相手のペースに合わせて展開するより
自分のペースでレースする方が有利な気がしました。
登りでアゲたり、登りきった平坦区間でアゲたり、色々やってみても皆しっかり付いてきていました。
こんな感じで2周ほど走り、また一度下がって様子を見ます。
yamashiroさんがトルクフルに登っていてまだまだ行けそうな感じだし、kuedaさんもしんどそうだけど基本強いし。
もう一人も一緒に走った事がないから未知数。
その後もチョンチョンとアゲを入れては下がって休んでを繰り返して、9周目の登りでアタック開始。
1分間400w位でしっかり登っていくとkuedaさんともう一人が千切れそう。
yamashiroさんだけがついてくる感じ。やっぱりこのお人は強いし油断できない。
苦しいけど、ホームストレートの緩い登りでもう一発アタック。
400wで30秒。ちょっと離れたか?
最後の登り区間は全開で踏みました。登りきってからも踏んで、死に物狂いで逃げます。
そして、最終コーナーを安全に回り1着でゴール!
なんとか勝つことが出来ました!
実はロードレースで優勝するのは初めての事。とても嬉しい結果に満足でした。
登録クラスの方は、僕らがなんとか10周走った後さらに20周走らないと終わりません。長いです。
ペースは落ちもせず、淡々と走る集団。若い選手が波状的にアゲを繰り返していますが、
ベテラン勢は虎視眈々。落ち着いたレース運びでした。
動いたのは残り4周くらいから。
登りでのアタックで活性化する集団を制したのは高校生のkurokawa君。素晴らしい走りでした。
チームダックスとしては、oharaさんが4位入賞、moriiさんが6位入賞と好成績!
お二人とも?6月の中国ロードへの枠を獲れたみたいで素晴らしかったですね!
初めて参加させて頂いた大会でしたが、非常にレベルの高い選手が集まる大会で
岡山県のロード選手のレベルの高さと選手の多さに改めて驚くレースでした。
主催された岡山県自転車連盟の皆様、スタッフの皆様、参加された選手の方々、応援の皆様。
ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。