最近では完成車でペダルが付いてくないものも増えてきましたが、ほとんどのモデルにペダルは付いてきます。ただ、自転車屋の目から見ておまけで付いてきているペダルに思えます。たぶんメーカーはペダルは好みに合わせて買い替えるもの・・・・お試し用的な・・・・ライトなど買うと点灯テスト用に電池が付いてくるような感じでしょうか?
付属で付いているペダルは実際にペダルシャフトを指で回してみても「ゴロゴロ」ってスムーズではありません。お店で試乗車に使っているクロスバイクで時に買い物に行ったりしますが、その際にやはりペダルの役不足を非常に感じてしまいます。せっかくのいい自転車が一番力を伝達するところでロスしている感じです。
上のペダルがよく完成車に付いているもの、価格は解りませんが、まずケージ(枠)の部分が若干薄いアルミ製、ボディーは樹脂、ベアリング精度は低い。それに比べて・・・そんなに高価なものではないが(¥3360)同じWellgo製のC-17ってペダルはペダル軸にクロモリシャフトを使い、ボディーもアルミ鍛造(鍛造は、金属に力を加えて形を変える(成形)とともに金属組織を強くすることで、「鍛」は鍛錬の「鍛」、「造」は造る、つまり鍛えて造るという意味です。
鍛造品の特長
1.打撃加圧されることにより、金属の内部組織が緻密で均質になるため、引っ張り強さ、硬さなどの機械的性質が改善される。
2.目的の形状に整形されることから、機械加工が省略又は最小限で済み、材料の節減につながる。)これに付け替えるだけでもかなりのダイレクト感が得られます。
もしも今お使いのペダルをちょっとグレードアップしようかなと思ったら是非ちょっとだけ投資をしてみてください。