17日の夜に厚木に大阪から移動して前泊
厚木名物「しろころホルモン」を食す。
明けて18日は厚木に有るSPECIALIZEDジャパン本社で来期のスペシャの方針やら、新しいテクノロジーに付いて御勉強会。
各メーカーもそうであるのですが、私たち販売店には知らされていないマイナーチェンジは
多く、1年経って同じ型式のフレームに乗るとかなり乗り味が変わっているものがあります。
それを確かめる為にも試乗会には、参加しなければ・・・・
翌朝19日は早朝から試乗会場へ
まずはマウンテンバイクから
S-WORKS STUMPJUMPER FSR CARBON29(¥870000)
トレールというカテゴリでサスペンションのストロークもやや長く、昨年乗った時には・・・・「フワフワするだけでパワーロスが大きく登りには向かないなぁ~」と評価が良くなかったバイク。
まずはそれから試乗・・・・「ありゃりゃ!」全く別のフレームになっています。
クランク周辺のカーボンフレームの剛性アップフロントサス、リヤサスのモデルチェンジ・・・色々と相まって素晴らしく登ります、サスストロークが長いので下りの安定感は抜群!
その上今回このバイクに付いているコンポーネントはSRAM XX1フロントシングル、リヤ11速これがまた素晴らしく良い!シフティングがスムーズ29インチの欠点であるローギアがまだ重いを払拭!どんな坂でも登れそう。
¥870000が高いとは思えない。
次もマウンテン
S-WORKS EPIC CARBON 29(¥870000)
こちらもフルサスペンションの29インチMTB
カテゴリ的にはクロスカントリーレース
FSRに比べるとサスのストロークも短くきびきびした走りになりますが、必要十分サスのストローク。
フロントギアもダブルになって究極にしんどくなったらフロントインナーかな?(私のようなローパワーなら)
FSRよりも軽くホィールベースも短くクイック無乗り心地。
今の私なら王滝は登り重視でこっちの方がタイムが出せそう。フロントリヤ共にブレインショック採用で路面が荒れていない限りはほぼリジットな乗り心地、パワーロスを極力抑える仕組みです。
次はS-WORKS VENGE DA(¥930000)
今年2013年 お店でも大ヒットなエアロロードバイク ベンジ
これでまずは会場から坂を下り県道へ、行きはやや登り貴重なオンロード
ホィールがカーボン ROVAL RapideCLX60
やや漕ぎだしでホィールの重さを感じるが30km/hくらいまで(感覚)上げたところからの伸びが凄い。
ヘッド周りの剛性が低いという話も当初出ていましたが、マイナーチェンジが繰り返されて、ダンシングでも全く不安なくぐいぐい漕げました。
振動吸収性も見た目よりはかなり良かった。
次はまたまたマウンテン
STUMPJUMPER HT COMP CARBON 29(¥310000)
楽しく遊べるMTB フルサスを買うならどうしても軽量にするためにコストがかかってしまいますが、リジットならこれで十分楽しめました。軽い取り回しに29インチの走破性
ワイドレシオなギア。不満無し。。。
次がS-WORKS ROUBIAX SL4 DA (¥880000)
ポジションの良さ、ホィールの良さフレームの剛性のバランス
乗った感じはフルモデルチェンジしたバイクのようです。
試乗コースはかなりの急勾配をしばらく登って、荒れた路面を下って県道へ出て平地を巡行、また登って会場へ戻る。かなりハード。
でもでも、登りが楽しく感じるくらい、スイスイ!40mmハイトのホィールも凄いと思います決して超軽量なホィールではないはずですが、バランスが良いのか思わず笑っちゃうくらい登ります。荒れた下りでもシートに座ったままで突き上げも柔らかく。ロングライドも楽しそう。
写真は無いが S-WORKS TARMAC SL4 DA(¥880000)はROUBIAXの快適性を少し削って軽量且つ反応に良さを重視した感じです。
で、来期の目玉がこれ!!!
ALLEZ RACE(アレーレース)¥179000
メインコンポは105ですが走りが凄い。
アルミらしい加速の良さに伸びもあり、ヘッド周辺の剛性感が絶妙にいい。
これでホィールに少し投資すればカーボンフレーム要らない!って言えちゃうかも。
・・・・乗り尽くしたので岡山へ帰りました。