今年も参加しました、シマノ鈴鹿ロードレース。
毎年これが夏の終わりのレース。
私にとっては本格?ロードレース。西日本チャレンジなどロードの大会はいろいろありますが、毎年参加しているのは鈴鹿のみ。鈴鹿に参加し始めて何年になるだろう?20年は越えているな・・・。
今年は奥さんの一言から出発時刻が早くなりすごく助かった。
いつもは9時集合10時発
今年は7時集合8時発・・・この2時間は運転手にとってすごい楽。現地に着いてから仮眠がしっかりとれる。参加選手も多分楽なはず。
お店が5時閉店は、皆様にご迷惑をおかけして申し訳ないですが、なにとぞご了承のほど・・・。
無事に到着した鈴鹿、心配なのは雨。
昨年も雨にやられて、いろいろ大変だった。
結果今年は初日のレースが途中から中止という今までで、はじめての経験。
しっかり練習を積んだチームTTも走ることなく終わってしまいとても残念。
朝の試走時間は雨も降っていなかったのでTTバイクで3周ほど堪能してきた。
実際にレースでどれだけ追い込めたのかが試してみたかった。
今回はどう考えても他3名の実力が上だったので、死に物狂いでついていく経験をしたかった。
初日のレースは11時くらいまでで、豪雨&雷で中止になった。
途中晴れたりもしたが、雨も降りだしそうだったので恒例の鍋パーティーは中止して、スパ&食事。ベースキャンプに戻ってビールで乾杯・・・・
私は1本で撃沈。
夜中に寒くて目が覚めて、テントに潜り込む。
朝は4時に起きるはずなのに、目覚ましセット忘れ、朝食準備の終わった後で奥様に起こされる。「試走行かないの!」ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。あわててサンドイッチを2つ食す。
サプリはアミノバイタル、グリコのエキストラ・バーナー、エキストラ・オキシアップ。
二日目は私は朝7時半からのマスターズ50+、鈴鹿のフルコースを2周で争う。
まずは試走の段階で(6時15分)アップをする。1周目ケイデンス高めで、まずは体を温める。2周目はポッチャ錬を思い出しながら、高負荷で筋肉を目覚めさすことを意識して。24分・・・・短い。朝練では45分くらいから足に余裕が出てくる。でも仕方ない寝坊したのは自分だ。
召集時刻7時になり、岡さんと一緒にピットロードに並ぶ。
どんどんと同じレースに参加される選手が集まり始める、皆さん日々鍛えておられるようで、速そう。受験生の気分、周りがみんなすごい人に見える。
緊張!この緊張も非日常と考えると心地よい、楽しまなければ!と言い聞かす。
7時10分スタートに備えENE-AIDを1本。これでハンガーノックは無い。
7時半コースへ並ぶ、いつもの位置取り。207名の前後でいうと真ん中、左右でいうと真ん中。この位置が一番私には良い。
いつもの掛け声おじさんと一緒に「がんばるぞ~!おぅ~~~!」
パ~~~ン!
一発でペダルキャッチ。いける!
とにかく楽車に巻き込まれないことを最優先に、中切れに合わないことを、先頭に出ないこと、冷静であること。しっかり考えながら走る。
まずはシケインへの登り
集団がホームストレートで一度伸びるがシケインへの登りで詰まる。
その時にいい位置をキープするためにとにかく前へ!
そして、不穏な動きをするライダーより前へ。
異常に息が上がっている人、斜行をする人、立漕ぎをする人これらは要注意。
とにかく近づかないというか前に出ておく。
シケインは左から侵入、最後をイン側で通過が得意。
シケイン後の130R、スプーンカーブまでで篩にかけられるので、ここは必至で先頭集団に食らいつく。
スプーンカーブ前の登りで集団が詰まり落車が多いので、あまりイン側へは入らない。
ヘアピンは真ん中からアウト側への流れに乗って、思いっきり加速。デグナカーブはイン側。
今回ここがコースを狭めたお蔭で落車が頻発したらしい。
私の前ではなかった。
ダンロップカーブ、S字カーブ下りは得意なので目いっぱい前へ詰めていく。一周目なので全体の動きを確認しながら、抑え気味。
この時点で不穏な動きの方はいなくなってきていた。
ホームストレートを先頭集団20名くらいの中で通過
おおおおおお!今日はイケテル!
シケインまでの登りも足が回って余裕あり。
終始ブラケットを持って、体を起こし気味で自分の横、前全体を視野に入れて集団の流れ、動きを見ながら走れた。気持ちは上空から自分を見ている感じ。
シケインを過ぎて一段とペースが上がる。
最終周回、皆さん戦闘モード
スプーンカーブ手前で私も右前で落車!わわわわわW
あわててハンドルを切る人がいなかったのでもらい落車なし。
一気にアドレナリン放出。
ヘアピンを丁寧にクリアしてデグナマでの下りで先頭20人の中へもぐりこむ。
S字辺りで30名くらいまで膨らむ。
第二コーナーはコース制限があり一気に狭くなるが前の人がうまく、難なくクリア
最終コーナーでコース制限もなくなり一気にゴールスプリントが始まる。
その時点で前に30名くらいいたように思えて・・・あああ今年もその他大勢?の順位か?
と思うが、足は止まらない。
とにかく漕ぐ、冷静だった。いつもは前を塞がれて、順位を上げることができないのですが、今年は不思議に前の人が右へ、左へ落ちていく。私はまっすぐ突き進む。
先頭のゴールスプリントが見える!
追いかける、????追いつく?
左からまくった感じで、スプリントに絡めた!
不思議な気分だった。
追いついちゃったよ・・・・(汗
1ケタには入れたと思った。ちとうれしい。
その頃奥さんたちは私の名前が呼ばれたことに対して(5位だったので)
「あれ?同姓同名の人が居たんだ」などと、全く本気にしていなかったようだ。
私はレース直後は順位がわからず、とりあえずシャワーを浴びにピット裏へ。
その後のレースの応援のために、ベースキャンプへカメラを取りに行ったりしていた。
後から順位を聞いて半信半疑。スマホで確認後感動!
とりあえず、レースレポートでした。