キャノンデールのBB30

キャノンデールのBB30についてWebでは「音が出る」、「水が入る」など書いておられる方がおられます。
本当に残念です。
ちゃんと組み立てをすればこのようなことは起こらない。
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キャノンデールのBB30はこのようにフレーム(ボトムブラケット シェル)に細い溝が掘って有り、そこへC型クリップが入り、そのC型クリップに密着するようにシールドベアリングが圧入されます。
ものすごく簡単な構造です。
クランクはBB30規格の物
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FSAやCANNONDALEオリジナルの物を使用します。BBシャフトが30mm径になることで剛性アップを図っています、ベアリングが内に入ることによりベアリングとベアリングの間隔が狭くなり剛性が下がるという風に、語っている方もおられます。(間隔が広くなれば確かに剛性が上がるとは思います)はたして、剛性=正義なのか?であればどんどん広げてFATBIKEのようにBB幅100mmにすれば良いじゃないか!極端ですが(^_^;)
68mmのBB幅に収めるメリットはQファクターを狭くできることが上げられますよ。
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BBからの音鳴りに関して
 組み立て時の手抜きによるものがほぼ100%に近いと思われます。シマノ製の物カートリッジBBの時もホローテック2の時も組み立て時に手をかけていないバイク(当店では必ず手を加えてます)は、音が出るケースが多いですよ。
 長く乗っていく内に、音鳴りがするのは他の規格でも同じ事。メンテナンス不足です。
当店で販売したバイクに関して「音鳴り」が出た場合は無償で調整をさせていただいております。これは10年経っていても無料。(ただし、消耗部品に関しましては有償修理になります、ご相談ください)
BB30でも同じ。基本的にBB30で音鳴りがする確率はシマノ製と変わりありません(当店で組み立てしたものは)
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シマノ製、またはそのほかの規格のBBであっても完成車の場合、必ず一度フレームから外し、手を加えてから再度組み付けをしております。
ホローテック2などの場合はフレームのアライメント(フェイスカット)を出してからの組み付けを行っております。
 このように手を加えないで「必ず音が出ます」とか公に話す方が気の毒でなりません。せっかく良いバイクをキャノンデールが作っているのに、そのような話を鵜呑みにしたら勿体無い。
 ちなみに他店購入のバイクでも「音鳴り」を止める作業をさせていただいております。万が一「音が出るのは諦めてください」など言われた方は、当店にご相談ください。費用は掛かりますが、作業をさせていただきます。
 すみません、最近あまりに「BB30は、音が出るんですよね」ってお言葉を頂くのでWebで検索したら、間違った?(残念な)記事が多かったので。

1件のコメント

  1. 去年組み立てて頂いたCAAD10も勿論問題なく動作してます!ありがとうございます!

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