峠&うどんサイクリング その2

 今回持って行った地図は五万分の一地形図、観音寺、仁尾、丸亀の3枚です。マップケースに入れてフロントバックの上に留めているのですがかなり小さく折らないと走りながら地図が見える様に出来ないのでどうも使いづらいです。進むにつれ何度の折り方を変えていかないとダメなので面倒だし地図が傷んでしまいます。何かいい方法はないものでしょうか?
駅前商店街
 川之江駅前はすぐにアーケードのある商店街になっていました。8時37分に駅に着いて自転車を組み立てて9時15分頃出発。アーケードを抜け折り返す形で県道9号線に入ります。
 古い地図ではこれから行く県道9号は行き止まりだったのですが最新の地図を見ると香川方面に道が繋がっています。その先には前から行ってみたかった豊稔ダムがあるので今回のスタートを川之江にしたのでした。
高速道をくぐる
 高松自動車道の橋をくぐり山へと向かいます。


ヘアピンカーブ
 道はすぐに本格的な上りになります。
町を見下ろす。
 出発した川之江市街の煙突が姿を見せます。川之江は紙の町、煙突は製紙工場のものです。
 小さな峠を越え石ノ口に下りそこから再び上りに入ります。
切山集落
 やがて切山の集落が現れます。ここは四国山中に数多ある平家伝説の地のひとつでした。
そしてこの集落には約450年前に建てられたという国の重文に指定されている民家が残っています。写真中央の古い屋根の建物がそうです。
またこの道は遍路道でもあるようです。
山また山山また山 
 さらに上ります。視界が開けさっきの切山の集落がずいぶんと下に見えるところまで来ました。海辺の町からほんの1時間ほど走っただけでこんなにも山深くなってしまいます。それが四国の魅力でもあります。
川之江市街を見下ろす。
 峠近くからはさらに広々と川之江の町と工業地帯を見下ろすことが出来ます。天気はいまいちでしたが上ってきたご褒美には十分な良い眺めです。標高は約430mです。
峠は県境
峠は県境です。
その3へつづく