2010 GW 四国まんなかサイクリング その5

美濃田の淵の朝
 さて、GWも最終日、今日は岡山まで帰ります。輪行してもよいのですが大きな自転車とキャンプ装備を持ってUターンラッシュの電車に乗り込むのはストレスになるので走って帰ります。
 高知まで自走で帰るkusさんと別れて9時前に出発。
 岡山に帰るにはまずは高松へ向かう事になります。徳島と香川の県境には讃岐山地があり少なくとも1つ峠を越えなければ行けません。じゃあどこを越えましょうか?アプローチが楽なのは県道4号の東山峠ですが確かあんまり面白い道ではなかったような気がします。未走の細道にも大いに興味があるのですが出来れば明るいうちに家に帰りたいのでそんなに妙な所にも行けないし・・・。と言う訳で思いついたのが随分前ですが香川側から下ってとても眺めのよかった真鈴峠方面への道を上ることにしました。
パラグライダー
 とりあえず県道12号を東進。広い吉野川の河川敷にパラグライダーが着陸するのを眺めながら走ります。


null急カーブ
三野町芝生のスーパーサンマートの角を曲がりまずは健康とふれあいの森を目指します。稜線にその公園の建物が見えています。蛇行する道をゆっくりと上ります。
先は長い絶景かな
 遥か上にこれから行くであろう道が見えています。無理せずゆっくりと上っていくとやがて出発した吉野川流域の平野が眼下に広がります。
うねる道ダウンヒル
 健康とふれあいの森の上部からは上ってきた九十九折れの道が一望できます。期待に違わぬ絶景に思わず足が止まり何度もカメラのシャッターを押しました。オートバイの2人組が下っていくのを待って写真に収めます。これが自転車ならもっと良い絵になるのですが残念ながらこの上りでは自転車は1人もいませんでした。(その後滝の奥峠近くでロードの方に会いました。)
緑の中の家滝の奥からの眺め
 ふれあいの森を過ぎると深い山中の道になります。こんな所にも集落があり人々の生活があります。谷の向こうにはほぼ自給自足に近いような隔絶された民家がありました。当然車道はあるのでしょうが生活は大変そうです。今回は真鈴峠には行かずに道なりに滝の奥峠で香川に抜けることにしました。
 滝の奥峠は香川県境です。峠名は国土地理院の地形図には載ってないので比較的新しい地名だと思います。標高は640m。付近に滝の奥という集落があるのでそれが由来でしょう。峠は三叉路で展望はないのですが滝の奥集落からの眺めは素晴らしいです。
20100519-20100519011.JPG
 香川に入ってからはなるべく車の少なそうな道を選んで高松へ走ります。意外とアップダウンが多くここはと思った県道もバイパス風の広い道ばかりで走って楽しいところではありません。もっと詳しい地図でさらに裏道を探さないと行けないようです。
矢坪うどんおろしぶっかけ冷や
 せっかく香川なので最初に見つけたうどん屋でお昼にしました。矢坪うどんさんです。特に有名店ではないのでしょうがさすが讃岐です。こしがあっていやーっうまい!!讃岐うどん恐るべし。
フェリーで宇野へ
 数年ぶりに高松からフェリーを利用しましたがこれが無くなるのはやっぱまずいでしょう?大変だとは思いますがぜひ残してほしいものです。
尾坂峠の馬頭観音千両街道
宇野から岡山へは昔はループ橋を上り国道30号線を使っていましたが最近は尾坂峠の旧道を越えて千両街道を走ることにしています。その方が距離も短く交通量も少ない気がします。なんとか無事明るいうちに帰宅できました。
おわり
走ったルートはこちら

2件のコメント

  1. 四国まんなかサイクリング、楽しまさせていただきました。
    滝の奥から吉野川方面の眺めはいいですね。新緑の今頃は一番でしょうか?ここもしばらく訪ねていないので、また行ってみたいです。が、時間が・・・。
    フェリー、存続して欲しいですね。鳴門のように無くなると自転車族は渡れませんから。

  2. やまさん
    コメントありがとうございます。
    阿讃国境の山中は奥が深く走ってみたい道がまだまだいくつもあります。時間を掛けてじっくり訪れようと思っています。

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