2004年のツール・ド・フランスは7月3日(土)ベルギーのリエージュでのプロローグで開幕します。それまでに待ち合わせのオランダのValkenburgにあるSibbeというキャンプ場に着いておく事。それが今回ツール・ド・フランスを一緒に見て回るkusさんと事前に決めた唯一の事でした。
6月22日の朝にパリの空港に着いた僕は自走でその待ち合わせのキャンプ場に向かう事にしました。フランスを走る上で必要なのは地図とキャンプ場ガイドです。
地図はミシュランの20万分の1のロードマップ。キャンプ場ガイドはミシュランのものは掲載数が少ないので今回は写真左の最新版を旅の3日目に購入しました。かさばりますがないと非常に困ります。ホテルに泊まる余裕はないしかといって道端や空き地で泊まるのはリスクが高いので自然とキャンプ場を利用する事になります。
フランスに限って言うとキャンプ場の数はかなり多く、自転車の旅でもいくらかは選択肢があります。立地や価格等条件の合う物件を求め、地図&ガイドブックとにらめっこするのが日々の夕食前後の日課でした。
ミシュランの地図は現在ではインターネット上でみる事が出来ます。
viamichelin
画面はこんな感じです。
20万分の1の縮尺でサイクリングには十分だと思います。かなり細かい道にまで番号が振ってあるので地図と実際の道路標識とを照らし合わせる事で迷わず走行できます。
赤い道は幹線道で車が多くできれば走りたくない道です。走るなら黄色か白の地方道です。こうした田舎道を繋いで自分だけのお気に入りルートを作っていくのはフランスサイクリングの醍醐味です。
さーて、どっちへ行こうか?
一面のジャガイモ畑。
急がず、焦らずゆっくりと。
2日目に泊った町にあるピエールフォン城 Château de Pierrefonds。
日本人がイメージする、絵に描いたようなヨーロッパのお城でした。
3日目に泊った町、laon ランのCathedrale Notre Dame。ゴシック様式の教会です。事前に予習しておくのも良いのですが思いがけずこんな建造物に出会うのも自転車の旅の魅力です。
ベルギーの街角。
オランダで見たたくましい農耕馬。
つづく
前日の出発編から、滅茶苦茶気になってます。
続編が楽しみです。
やまさん
返答が遅くなってすいません。パソコンのトラブルでしばらく更新できてませんでした。楽しみにして頂いている方があると励みになります。続きも誠意アップしていきますのでよろしくお願いします。