本日(昨日)の朝練はロード班16名(内初参加の方2名)、マウンテン班6名が集まりそれぞれのコースへ走りに行きました。
ロード班は笠井山経由の空港コースへ。
今回初参加のTさんが笠井山の下りでパンク。CO2ボンベを使ってさっと修理して広域農道の登り口に着きましたがまた空気が抜けています。
さてこのような場合どんなパンクが考えられるでしょうか?
まず気になるのはパンクの原因になっている何かがタイヤに残っているかということです。ですが今回は何も刺さっていませんでした。
次はチューブを膨らませて穴がどんな形でどんな場所に開いているのか確認して下さい。
バルブの反対側だと何か刺さって開いたパンクであることがい多いです。バルブに対して横だとチューブがタイヤに噛み込んでいたりとかタイヤサイドの劣化が考えられます。そしてバルブ側だと(今回はこのケースでした)リムテープが悪さをしていることが考えられます。
もうひとつハの字に大きめの穴が2つ並んで開いているのはリム打ちパンクです。ふいに段差に落ちたり乗り上げたりしたときに起こります。大抵一気に空気が抜けます。
今回のケース、バルブ側のパンクの原因はリムテープの劣化、傷みであることがほとんどです。リムテープ?なにそれ?とお思いの方もあるかもしれません。
リムテープとは車輪(ホイール)を組むときにスポークという針金を張ってきれいな円になるように調整するのですがスポークを車輪外周部(リムと呼んでいます)に引っ掛けるために開けてある穴をふさぐためのテープです。
チューブレス対応のホイールやマビックのホイールには穴がないものもあるのですがほとんどすべてのホイールにはリムテームが使われています。
長く使っていると空気圧や経年劣化でテープが穴に傷んだりずれたりしてパンクするのです。リムテープが原因なのでチューブを変えてもまた同じところがパンクするという訳なのです。
納車説明の際あまり色々詰め込みすぎると覚えきれないのでリムテープに劣化についてまで説明させていただくことはあまりないのですがタイヤ交換の際には必ずリムテープの傷み具合は確認しています。
車種によって空気圧が大きく異なっているので使われているテープの素材は違います。もっとも高圧になるロードバイクのリムテープはもともと丈夫なものが使われていますが長く使っているとやはり劣化してきます。御自分でタイヤ交換をされる方はロングライドやイベントの前にはぜひリムテープの確認をしてみて下さい。
なお、出先での応急処置には布ガムテープが良いかと思います。テープを裏返すと穴の位置がずれるので多少なら走れる場合もあります。ですがあくまで応急なので帰ったら交換を。こんなふうに思い出にふけることも出来ますがお勧めしません。
Tさん、重なるパンクで大変でしたね。お疲れ様でした。また参加してください。お待ちしています。長文失礼しました。
先日は、大変お世話になりました。
三月頃から走る度に、パンクの修理ばかりで、
休日に柵原迄往復しても途中で三回もパンクする状態で、何が原因なのかホトホト困っていたところでした。当日も早朝六時に自宅を出て、なかやまさんの朝練を楽しみに出かけたのですが、また東岡山でパンクしながら初参加させて戴き、親切にして戴きました。再三のパンクで国貞さんにはお世話になりました。参加されていた皆さんにも大変ご心配とご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
次回は、万全の状態で再度チャレンジしようと思いますので、宜しくお願い致します。
竹中様
先日はお疲れ様でした。トラブルは起きるときには起きてしまうのであまり気になさらないでください。原因が分かってよかったです。またの参加お待ちしています。