2011GW九州ツーリング　その３

　通称ラピュタの道と呼ばれる道へ入ります。5.7km、平均勾配8.1%というなかなかハードなヒルクライムです。初めは心地よい木漏れ日の中を走ります。

　林を抜けると牧草地に覆われた外輪山の山並みが迫ってきます。日本離れした風景です。ヨーロッパアルプスの峠を想起させる雄大な眺めです。

　黄砂で阿蘇五岳が見えないのが残念です。交通量は少なく走りやすいです。と書きたいところですが路面は悪いです。路面が悪いから車が少ないのであれば大歓迎です。

　はるか上方にこれから上るであろう道が見えています。

　今しがた上って来た道が全部見えています。

　このヘアピンコーナーを曲がると。。。

　先行しているKさんが休憩しているのが見えました。僕は写真を撮りながらなのでゆっくりです。

　ここからの眺めがこのルートのハイライトです。ラピュタの道と言われている由来はここからの眺めでしょうか？何とも言えない浮遊感があります。

　八王子からというライダーさんと少しお話をしました。「ここ上ってきたんですか？すごいですねー！」と言われましたがいやいやそれほどでもという感じです。かなりゆっくり上ってるしなー。僕やKさんの共通の感想は「いやエンジン付きとはいえ八王子から自走してくる方がよっぽど大変だししんどいんじゃない？」です。自転車乗りとライダーとの感覚の違いですね。

　2時間ほどかけてゆっくりと上りミルクロードに合流しました。この道ほんとにお勧めです。ちょっと他にはない眺めです。
その４へつづく