自転車で旅をする時。ハンドル前のフロントバックはとても便利です。貴重品やカメラなどすぐに取り出したいアイテムを入れておくには最適なバックです。
これまで僕はフロントキャリアの上に載せるタイプのフロントバックを使っていました。キャリアに載っているので安定感があり重量物を載せても問題ありませんでした。かなり手荒に扱っていましたが特にトラブルもなく長い間使ってきました。
ですが最近の自転車。マウンテンバイクやシクロクロス、ロードバイク等に付けるフロントバックはハンドルアタッチメントで宙に浮いた形で固定するタイプに変わってきています。
2年前、四国の剣山スーパー林道にマウンテンバイクで行くために取り付けたのはドイツのオルトリーブ社のフロントバックでした。完全防水のオルトリーブの商品は世界各国で目撃しており世界一周をするようなハードな使用にも耐える実質剛健な印象のブランドだったので迷うことなく選びました。
デジタル一眼レフカメラと交換レンズも積み荒れた林道なども走りつつ何の問題もなく使っていたはずなのですが最近気になることが出てきたのです。
ハンドルを固定するアタッチメントに当たっている個所が裂けてきてしまいました。
そこで日本の代理店であるPRインターナショナルにバックを送ったところしばらくしてオルトリーブ社からの回答を教えてくれました。写真の個所が破れる事例は今までなかったそうです。過積載が裂けた理由ではとの事でしたが今回は交換の許可が下りたとのことで新しいバックが先日届きました。
確かに標準ズーム付デジタル一眼レフカメラにさらに交換レンズを2本ほど、そして財布やその他工具、文庫本などを積んでいたので過積載だったのかもしれません。
オルトリーブ社のバックはアフリカとか南米の超過酷な地域でリアルに使われている商品なので同様な壊れ方の前例がないというのには驚きましたが誠実な早い対応はさすがだと思います。これからもオルトリーブのバックを使っていくつもりです。
積み過ぎには注意!ですね。