タイヤ交換

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 ロードのタイヤを変えてみました。最近話題のラジアルタイヤ ヴィットリアのDIAMANTE PRO RADIALEです。22cと24cとあるのですが今回は22cを入れてみました。
 ラジアルタイヤとは、ケーシングのコードが進行方向から見てほぼ垂直に構成されているタイヤです。自動車やオートバイの世界ではごく一般的なタイヤですが自転車用は少し前にマキシスから出てたくらいでしょうか?
 ここでちょっとおさらいを。ケーシングとかコンパウンドとかTPIとか。。カタログや雑誌によく登場する単語ですがよく意味が分からないという方もあるのでは?タイヤの選び方の目安にもなるこれらの言葉の意味を簡単に説明しましょう。
ケーシング 今回ラジアルと言っているのもこのケーシングのことです。ケーシングとはタイヤの接地面ではなく内側のことです。外からは見えませんがタイヤのベースになる部分でここの良し悪しが乗り心地や転がり抵抗に大きく影響します。
 ケーシングは繊維で出来ていてその素材と密度が重要な要素です。TPI(Threads Per Inch)という単位が繊維の密度を表しています。よく220TPIとか60TPIとかカタログに書いてありますよね。数字が大きいほど細い繊維が使われていてしなやかで乗り心地が良くなる傾向にあります。
 ちなみにヴィットリアの最上位モデルCorsaシリーズは320TPI、10万円前後のロードの完成車によく付いてくるZaffiroが26TPIです。


 コンパウンドとは接地面のゴムの素材の事。ここの素材や厚さもタイヤの耐久性やグリップ力に影響します。コーナーリング時に接地するサイド面の素材を変えてよりグリップ力を高めているタイヤもあります。
トレッド と呼ばれるタイヤの溝はそこまでタイヤの性能に影響していません。溝がある方が滑りにくいと思われている方が多いのですが間違いでもないし正しくもない?といったところでしょうか。溝があるゆえに滑りやすいという事はありません。
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 今回はシュワルベのULTREMO ZXからの交換です。実測で4㎜も細くなりました。まだ通勤で使っただけですが見た目の細さとは裏腹に乗り心地が良いです。深夜の表町商店街を走ったのですがタイルの振動があまり気になりませんでした。日曜の練習会でしっかりと確認します。
 今なら2セット在庫有りますので気になる方はぜひ。定価5,040円(一本)です。