一人旅は寂しいに違いない
しかし、人を避けるようにして林道を走り
寂しさを通り越した奥深いところに
何かがあることを知っている
後ろは振り向かない
Field Bikers vol.29 「寺崎勉 心象野宿峠」より
ひさびさの「ちょっと昔の旅」です。今回は2001年に行った北海道ツーリング。北海道はこの時が2回目でした。初めての北海道は大学3回生の時、9月に約3週間かけて走りました。
2001年は半年かけた南米パタゴニアから帰ってきて約1ヶ月半たった6月13日に残った資金を持って舞鶴からフェリーで渡りました。とくに期間は決めていなかったのですが約40日の旅になりました。国内外を何度か走り自分の中で出来上がりつつあった理想とするサイクリングを妥協することなく試してみたいというのが漠然としたテーマでした。
この時の旅は出会いも多く今でも年賀状のやり取りを続けている方が何人かいます。その中でも特に印象的だったのが僕が自転車ツーリングを始めるきっかけにもなった寺崎勉師匠との出会いでした。(寺崎氏とはやり取りしていません)
寺崎氏はその著書「オフロードツーリング林道日本一周 全4巻」を高校生にの時に読みこんな生き方もあるのか!と感銘を受けその後まっとうなレールから脱線する?きっかけになった人です。
その後自転車雑誌でも寺崎氏の連載が始まりその取材中の北海道の林道で出会ったという訳です。その時の顛末は雑誌に載り冒頭に書いた文章はその一部です。ほんの5分にも満たないやり取りでしたがとても思い出深いです。
以前HPに写真に短いコメントを付ける形で載せていた内容と同じですが気が向いたら更新しようと思っています。よろしくお付き合い下さい。
その1へつづく
ところで「Field Bikers vol.29」今でも持ってる人いるのかなあ?