宗谷国道を南下していると風力発電の風車が2基回っていました。広く青い空をバックに回る白い羽根がとてもきれいでタイミングを見計らってシャッターを押しました。
クッチャロ湖から内陸に入り美深歌登大規模林道(道北スーパー林道)に行きました。全長35kmの長いダートで歌登側は緩やかで直線的。いかにも熊が出そうな林道で札幌で買った小さいクマ除けの鈴を鳴らしながら追い立てられるように走っていました。そんな時出会ったのがFB誌の取材できていた寺崎勉氏です。プロローグに載せた文はこの出会いについて寺崎氏がFB誌に記したものの一部です。
この日は昼前から雨が降り出し夕方には大雨になってしまいました。そんな時に見つけたのが廃線跡に残された駅舎。旧名寄本線の中名寄駅跡です。ここに泊まりました。
この年の北海道は本当に雨が多かった。。。この日は遠軽町にある太陽の丘えんがる公園キャンプ場に連泊。午後雨が上がったので飯だけでも豪華にしようと思い立ちカレーを作りました。この量がペロリと食べられたのは若さかなあ?
遠軽を出て、ニイタップ林道、山影林道、大山林道、生田原本流林道と短い林道をつないで走りました。20万分の1の縮尺のツーリングマップルしか持っていませんでしたが何とか迷うことなく走ることが出来ました。今思うとよく迷わず走りきれたなあと思ってしまいます。
生田原本流林道の直線ダート。
メインルートは極力外すのがこの時の旅のテーマの1つでした。という訳?で北海道三大秘湖の一つというチミケップ湖へ向かいました。湖に至るルートは多いけれどすべてがダート(未舗装路)。湖畔にある無料キャンプ場は不便ですが静かで落ち着ける場所でした。夜はクワガタ取り放題だったのを覚えています。
今、北海道三大秘湖で検索するとチミケップ湖が入っていません!?当時のツーリングマップルには確かにそう書いてあるのになあ。
チミケップ湖キャンプ場で一緒になった人たちと車でオンネトー湯の滝に行きました。
滝はマンガン酸化物生成地として国の天然記念物に指定されていますが近くに石積みの露天風呂があり当時は入ることが出来ました。今はダメみたいです。湯は非常にぬるく出るに出られずかなり長時間浸かっていた気がします。
チミケップ湖から津別峠を越えて屈斜路湖へ。この峠の看板は峠からさらに上った展望所にあります。この日は曇りで屈斜路湖は殆んど見えませんでした。
その5へつづく