ここのところ朝晩は冷えてますがそれでも春です。暖かくなってきたので貴重なお休みのサイクリングも距離が延びるようになってきました。
どこへ走りに行くか?僕がまずチェックするのは地図です。インターネット時代の今は国土地理院の「2万5千分1地図情報閲覧サービス」を日々眺めて面白そうな道を探しています。
そこで見つけたのが旭川ダムの南にある本宮山の周りに続いている実線の道です。
ここです。どうです?楽しそうな道でしょ?
ここへどう行くか。当初はJR津山線で輪行して美咲町の棚田と合わせて走ろうかと計画していたのですが結局は自走して今まで通った事のない道を繋いで目的の場所へ向かう事にしました。サイクリングを始めて間もない方はコース選びの際になるべくアップダウンのないルートを選ぶことが多いのではないかと思います。ですが最近の僕のルート選択は真逆です。いかに平坦な道を減らして狭路のアップダウンばかりにできるか、というアプローチです。
という訳でこの時のコースはこうなりました。
後半は時間切れで平らな道をまっすぐ帰ってしまいました。
岡山空港までのルートは桃の花が満開でした。
馬屋上小学校の裏から上ると舗装路が自然に帰りつつありました。こんな草木が生い茂って道を上っているとなぜか観客の波をかき分けて上るツール・ド・フランスの山岳ステージの気分になってしまいます。変?
金陵ゴルフ場から勝尾峠に至る道は一部未舗装でした。そこに大きな水たまり!でも大丈夫。ちゃんとフルフェンダーを付けています。水たまりもへっちゃらです。
勝尾峠の手前の集落に立派な桜の木がありました。古民家との対比が何とも言えず絵になっていましたが写真で切り取るのは難しいですね。
この後は久保観光農園脇の県道の峠を越えて建部に向かう予定だったのですが何と通行止め。残念です。一本東の熊見トンネルは新しい道で広い二車線の急勾配。こんな道が実は一番苦手です。自動車が楽に上る事しか考えていない新しい坂道はどうもぺダリングのリズムが掴みずらいのです。なにか走っても楽しくないのでより急勾配できついのですが写真左の旧道を上ります。古くからの道は勾配やカーブにどこか温かみがあって走っていて自然と笑みがこぼれます。
この先また山へ入るともう補給できるところはないのでマルナカの500円日替わり定食でお昼ご飯。思った以上に距離が稼げていません。
その3へつづく