改めて出発。ここから豊永まで引き続き山間の道を走ります。この時点でお昼の12時を回っているのですがすっかり昼食の事を忘れていました。朝、スリーエフの大きなおにぎりと途中たい焼き食堂のソフトクリームを食べただけで買い出しするのを忘れていました。この先商店があるとは思えませんし、さあどうしましょう。
あけぼの荘という看板を発見。でも閉まってました。水道はあったので水は補給。ここで万が一の時に備えてジェルをいくつか持っていることを思い出しそれで昼食としました。助かったー。
あけぼの荘にこんな張り紙がありました。オサバイ様?
棚田の土手に何かカラフルなものが見えています。
これがオサバイ様かな?五穀豊穣を願う神事だそうです。
この穴内地区。棚田の風景を期待して来たわけではないのですがなかなかどうして見ごたえのある場所でした。帰ってから調べると結構有名な場所でしたよ。でも棚田百選には入ってないんですよね。
しばらく行くと穴内地区を一望できるところがありました。吹き抜ける風も涼しくこの道選んでよかったなー、自転車サイコーだなーと改めて感じ入りました。
この辺でテントを張ってのんびりしたいところですが先を急ぎましょう。
良心市がありました。四国では道端でよく見かける無人販売所の事です。大抵野菜や果物またはその加工品が多いのですがここの品揃えは変わっていました。
梶ヶ森が正面に見えてきました。「か」にアクセントを付けて読むと高知っぽいです。山頂まで自転車で上れます。またいつか行きたい場所ですね。
急坂を下ってその梶ヶ森へ上る道と合流。豊永方面へと歩を進めます。
下って行くと急に視界が開けました。八畝(ようね)観音堂の鳥居の向こうに怒田の集落、そして奥の稜線の凹んだところは京柱峠でしょうか。
ここ八畝の棚田は中に小さな祠がある事で有名らしいです。知らずに訪れても自然と目に入ってきます。
15時50分、やっと豊永に到着。いつものこんどうストアーで補給。明日のことを考えると今日は出来るだけ距離を稼いでおきたいのでここからは国道32号線を走ります。目的地は吉野川ハイウェイオアシスに近い美濃田の淵キャンプ場です。あと45キロ。
緩やかな下り基調の国道を快走。何とか日暮れ前に辿り着くことが出来ました。キャンプ装備で久しぶりの100キロ越え。心地よい疲労感です。このキャンプ場の良い所は無料である事に加えて徒歩圏内に温泉&生ビールがある事ですね。
その8へつづく
田植え前、水が張られた棚田が美しいですね。
先日走った時、ここと下名大田口林道を走ることを考えていたのですが、脚売り切れで挫折でした。
いつか行ってみます。やはりこの季節がいいですかね。来年の楽しみ?
やまさん
コメントありがとうございます。実りの秋、稲刈り前の金色に輝く棚田もよさそうです。ぜひ走ってみて下さい。