落合峠の南側は古くから舗装されているのですがあとから舗装された北側より荒れています。勾配が急なうえ穴が開いていたりコンクリだったり。長く下り続けると手も疲れるしブレーキシューの当たるリムも熱をもってくるので休み休み下ります。
下る途中で雨に追いつかれました。雨宿りするところもなくそのまま下ります。さらに慎重に。木々の下だとさほど感じなかったのですが開けた場所に出るとかなりの降りです。さてどうしましょう?
落合の集落まで下ってようやく雨宿りできるところを見つけて駆け込みます。ちょうど地元の人が車で通りかかったので断りを入れました。しかし都会で雨に降られるのとこうして山奥で雨に降られるのとは何か趣が違います。ここまでずぶ濡れだともうなんだか楽しくなってしまいますね。それも一緒に走ってくれている仲間がいてこそ。一人だと気が滅入っちゃいます。
小降りになったのを見計らってもうひと下り。が、もう一度ざーっと激しく降られました。
国道に合流した所にある商店に立ち寄ります。ウィンドブレーカーがなく冷え切ってしまっていたunoさんにゴミ袋を進呈。ハサミを借りてチョキチョキッと穴をあけて簡易雨合羽の完成です。ですが雨はここで上がりその後降ることはありませんでした。
ここにお店を構えて50年以上になるというおばちゃんの話を聞きました。続けていくんは大変だろうけどここにお店がなくなると寂しいなあ。真夏ですがここで買った常温の甘酒が下りで冷えた体に染みわたりました。
ここからしばらくは国道を走ります。国道といっても酷道と書いても良いような狭路です。三連休のこの日は剣山方面からやってくる県外ナンバーが多かったですね。気を付けて走ります。途中D241さんの後輪がパンク。速やかにチューブ交換。
国道439を8キロほど走って小島峠方面へ。おしまと読みます。峠まで約8キロ、標高差500mの上りです。
すいませんもうすこし続きます。