ここ何週か休日にサイクリングに行かなかったので途端にブログネタがなくなり困っています。もっと日々の日常からネタを集めなきゃと反省です。。。
最近また昔のサイクリング写真のデジタル化を細々と進めています。フィルム(ポジ)を一枚一枚スキャンして保存するという地道な作業です。今やってるのは2002年に行ったヨーロッパサイクリングのNo,30のフィルム。スイスのソーリオ(Soglio)の写真です。麓の村のキャンプ場に連泊してトレッキングルートを歩いてソーリオ村に行ったのでした。
自転車ツーリングの旅は一般的なツアー旅行とは違って計画行動判断すべて自分自身でこなしているので記憶の鮮明さがまったく違います。10年経った今でもこの時泊まったキャンプ場のサニタリー棟がどんな感じだったとか買い出しに行った商店の店構えとかが結構しっかりと思い出せます。この濃密な記憶のありようがサイクリングの魅力ともいえるのではないでしょうか?
このソーリオに行くきっかけになったのは新田次郎氏の著書「アルプスの谷 アルプスの村」を読んだからです。実際旅にも持って行って繰り返し読みました。この本に出合わなければこの場所に行くことはなかったかもしれません。昭和36年の旅行記なのですが今読み返しても古さを全く感じませんね。オススメです新潮文庫です。
また先月から flickrに登録して古い写真をちょこちょことアップロードしています。1TB無料!ですからね。まだ雑然としていますがいずれ整理して見やすくしたいなあ。と。いままでほとんど紹介していないNZの写真なんかもあるので興味のある方は覗いてみて下さい。