2013~2014年末年始四国の右側サイクリング その2

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 安芸川の支流の張川に沿って道は続いています。と書いていて何でこの道が張川林道という名称なのかが分かりました(遅い?)。川に沿うので勾配は極めて緩やかです。水たまりも凍っていません。穏やかな林道日和です。
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 この林道で唯一迷った分岐です。僕のソニーのナビは寒さで動かないし持って行った五万分の一地形図は学生の時買った20年前のものなので分岐自体が地図に載っていません。さてどっちだ?
 車の轍や道の荒れ具合なので判断して橋を渡り上り始めたのですがこれが間違いでした。Kさんのガーミンだとどうもルートから逸れているようで引き返しました。もっと読図力と野生の勘を磨かなければいけませんね。
 (あとで地図で確認したのですがこの分岐はおそらく正藤川沿いの作業道だと思われます。)
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 気を取り直して再出発。勾配は相変わらず緩やかですが変化に富んだ道で飽きません。交通量は皆無。ですが一台猟犬を積んだ軽トラが上って行きました。この時期の高知の林道は派手なウェアを着て行った方が良さそうです。


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 やがて日当たりのいい開けた場所に出ました。廃屋が一軒。。。地図上に中ノ川という地名があり建物の記号が4つあるのですがおそらくここでしょう。林業が盛んだったころはここに定住していた人がいたのでしょうか?あまりに山奥です。
 (ネットで検索していたらこんなサイトを見つけました。この方の調査によると先述の迷った分岐の先の正藤には小学校跡があるのだとか。うーむ見てみたいぞ!いつか行ってみよう。)
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 この中ノ川集落を過ぎると道は川から離れて本格的な上り坂になります。標高は400m。峠は830mなので上りはまだまだ続きます。この先勾配のきついカーブにはコンクリ舗装がされて走りやすくなっていました。
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 途中で見かけた小さな索道。山仕事で使う荷物を運ぶのでしょうか?人は乗れそうにありません。
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 古くからある林道ならではの法面の重厚な雰囲気、そしてちゃんと利用されているであろう路面の安定感。車がひっきりなしに通る幹線道のサイクリングでは決して味わえない趣、楽しみ、が冬の林道サイクリングにはあります。出来立ての新設林道だともう少し人工的な匂いがしてしまうのですが今回走った張川林道には年月を経た落ち着きが感じられました。
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 豪快なヘアピンカーブ。
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 山また山。
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 上るにつれ日陰には雪が目立ち始めました。積もるというほどでもなく凍結もしていませんでしたが滑らないように慎重に進みます。
その3へつづく

2件のコメント

  1. 「年月を経た落ち着き」のある林道ですか~、いい表現ですね。走ってみたいです!

  2. K村さん
    コメントありがとうございます。写真を見ながら思い付きで文章を考えているのですがしっかり活用されていてかつ未舗装の道は走っていて気持ちよいですね。

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