ヒルクライムチャレンジシリーズ高梁吹屋ふるさと村大会レポート

 早朝3時半集合。出発。途中コンビニに寄り食事をしながら国道で高梁へ。暗くて良く分からなかったけど案内された駐車場は高梁小学校のグラウンドでした。標高は66m。岡山市内より少し寒いか?自転車を降ろして支度。トイレもお借りできたので軽量化に成功。ゴール地点に預ける荷物を折り畳みのザックにまとめて背負う。今回はタイムも意識していたので厚着は止めようと思い半袖ダックスジャージと下はSUGOIのレーサーパンツ。モンベルの薄手のウィンドブレーカーを着て出発。いつもはつけっぱなしのフロントバックマウントも今回は外して軽量化。クイックレリーズもグラファイトデザインのチタン製、スプロケットは今はやり?の14-28に。
 メイン会場へは約1.5キロ。自転車で移動。開会式を待つ時間が寒い!歯がガタガタと音を立てる。ここでもう一度トイレへ。去年より大幅にトイレが増設されていました。この時はまだ列は長くなかったけどその後ものすごい大行列になっていました。
 開会式からパレード走行の間太陽は雲の中。ですがスタート地点に着いたころには晴れてきました。しかし寒かった。ウィンドブレーカーは正解でした。沿道の声援を受けながらのパレード走行はこの大会の魅力の一つです。途中の高梁北中学校のトイレには今回は寄らず。去年ここの寄っていたらスタートがギリギリになったためです。
 今回は余裕を持ってスタート地点に到着。開会式も自転車を持って最前列に立っていたのも良かったかな。
遠くでチャンピオンクラスの号砲が聞こえるくらいの余裕がありました。ここでウィンドブレーカーを脱いで背中のポケットへ。
 去年までのBクラスを卒業して今年はひとつ上のCクラスになりました。という事はCクラスで最年少。このクラスの参加者が一番多いようで243人が完走しています。なので一斉スタートではなく3分おきの3班に分かれてスタートしました。私は第1班のほぼ先頭でスタート。


 今回はチームメイトが周りにいるので心強いです。K脇さんは去年3分差を詰められてゴールしているので胸を借りるつもりで行けるところまでその背中を追っていくつもり。T井さんは今シーズンかなり乗り込んでおられて日曜日の練習会では置いて行かれることもしばしば。先週のゴアテックスからレスパールの上りでもやられてしまっています。K田さんも最近は上級練にも参加されている強者です。
 ついていけるところまで頑張る。もしついていけたなら自ずとタイムは出るだろう。と考えていました。スタート後自然と大きな集団を形成。後方で何とか食らいつく。後ろは分からないですが前には15名程いたでしょうか?なるべくK脇さんの近くて展開できるように位置取り。少し勾配が緩くなりペースが上がったところでちょっと付いて行くのが不安になり後ろにいたT井さんに前に行ってもらいました。私が切れて仲間を道連れにしたら申し訳ないですから。
 ポジションを後ろにしましたが何とか千切れることなく下り区間へ。ここは追い越し禁止区間なのですがちょうど追い越さねばならない選手がなくGPSログでは時速55キロを記録。この辺りもヒルクライムレースという名のロードレースと言われている所以ですね。
 牛舎が並ぶ広い道を上り返し勝負の1車線区間へ。前にスタートした選手を避けて追い越すときはどうしてもブレーキしたり車線を変更したりしなければなりません。その度に集団では接触や落車の危険が生まれます。落車のリスクを下げるために隙を見て先頭へ。1番前ではなく3番手位でしばらく上りました。
 最後に勾配がきつくなる手前、右抜きますの声でK脇さんが先頭へ出て加速。私はここで終了しました。ここからが本当の闘いなのでしょうがここまで残れただけで満足でした。フロントをインナーに落として何とかゴール。公式タイムは30分45秒でクラス19位でした。
 30分台でゴールできたのは驚きでした。2年前は32分46秒でクラス16位。今年は30分45秒でクラス19位。40代の方の層の厚さと参加人数の多さが分かります。
 今回この集団についていけたという事実は大きな自信になりました。来年は最後にたれないことを目指して30分切りを目指したいと思います。