映画「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」を観てきました。

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かねてから話題になっていたマルコ・パンターニのドキュメンタリー映画を観に大阪は十三の第七藝術劇場まで行ってきました。
 予告編の動画。

映画「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」予告編

11月28日(土)より新宿 シネマカリテで公開される映画「パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト」の予告編を公開。イタリアのプロロードレース選手であり、伝説のヒルクライマーのマルコ・パンターニ。その激動の人生を綴ったドキュメンタリー映画。人間vs山岳路、アスリートvs組織、そしてパンターニが彼自身と対峙した末に迎えた結末をぜひ劇場で目撃ご覧下さい。

Posted by パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト on 2015年10月18日

 私がスポーツサイクルに興味を持ち始めたのが1992年。サイクルロードレースの映像を初めて見たのは1993年だったと記憶しています。もう少し年上の方ならNHKでのイノー、レモン、フィニヨンだと思いますが私にとってのヒーローはフジテレビ系でのインデュライン、ロミンゲル、ヴィランク、パンターニなどでした。当時山岳ステージの放送時間が長かったので自然と絶対王者インデュラインに立ち向かう山岳スペシャリストという構図が際立ちクライマーのファンになりました。なかでもパンターニの走りには魅了されました。


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 新大阪から電車を乗り継いで十三へ。早く着きすぎたので周辺を散策。路上観察学会的物件やこれぞ大阪!という自転車を写真にとりつつ時間を潰し劇場へ。2000円を握り受付へ並ぶと1100円?毎月1日は映画の日だそうで大人1100円でした。なんとまあ。普段いかに映画に行っていないかが分かりますね。パンフレットを買って2000円でおつりが来ました。
 月曜の朝なので入りは2割くらい?
内容については割愛します。当時を知る人には懐かしい映像がたくさんあります。当時のインタビューやパンターニのジュニア時代の映像などは初めて見ました。関係者のコメントが多く挿入されているのですが一番驚いたのがエフゲニー・ベルティンです。太り過ぎでは??ピョートル・ウグルモフも久し振りに見ましたがこっちはカッコいいおじさんでした。
 おそらくパンターニが活躍していた頃を知らない方のほうが圧倒的に多いかと思うのですがそんな方がこの映画を観てどんな印象をもたれるのか興味があります。動画サイトにはいくらでも映像がありますが映画館のスクリーンと音響での迫力は違います。ヨーロッパアルプスの厳しく美しい映像も魅力です。そしてパンターニの表情も。。。
 ドーピング問題もこの映画の深いテーマです。これに関しても未だうまく咀嚼しきれていません。当時の熱狂や昂りがドーピングというフィルターがあったからだとしたら・・・。うまく書けません。すいません。
大阪、神戸では2月にまだ上映がありますので興味がある方は是非。
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 時間がたっぷりあるのですが特に観光したいところもなく歩いて梅田まで行ってみました。
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 帰路も新大阪駅まで歩いてみました。これまで何度も電車で往復したことがありますが歩いたのは初めて。鉄道では距離感がよく分かりませんでしたが今回歩いてみてやっと大阪の広さの感覚が掴めた気がします。淀川って広いですね。