2009年11月2日、今日は友人であり先輩のKさんとツーリング(練習?)である。当初蒜山方面へ行く予定だったが県北は天気が悪そうなので急遽自走で小豆島に行くことになった。小豆島は実に13年振りである。四国の6大学サイクリング部が夏に合同で行うラリーというサイクリングイベントで行って以来だ。
6時出発、Kさんち経由で岡山港へ。7時20分のフェリーにぎりぎり間に合った。意外と岡山港は遠い。
フェリーは閑散としている。売店もまだ営業していない。ここで朝食のつもりだったのでがっかりだ。デッキへ出ると大きな虹が。行きに岡南大橋の上で足元だけ見えていたに虹が大きくつながって全体が見えている。写真には収まりきらないでかさだ。
土庄に着き小さな商店でパンを買い遅い朝食。すぐに走り出す。県道253で海岸線を北上、県道26に合流してそのまま海岸線を行く。しっかりしたアップダウンがいくつもあり走り応えがある。大阪城残石記念公園で休憩、その後大部、小部を過ぎ吉田まで走る。大きなダムがそびえ立ちそこへ急な道が続いている。ここから寒霞渓へ上る。寒霞渓に上るにはいくつもルートがあるがここは1番マイナーなルートだろう。ふつうは南から、元気な方は西とか北からのぼるのではなかろうか。なんで吉田ダムからか?それは以前高松に住んでいてよく小豆島に走りに来ていたというKさんの、「ここからは上ったことがない。」という理由からだ。
他もそうらしいがこのルートもなかなかの急勾配だ。福田からの県道246、そして草壁からの県道29に合流し寒霞渓へ。思いがけず寒霞渓へは下って到着。下りはめちゃくちゃ寒い。ここで冷えてひざを痛めたかなあ。
寒霞渓からの眺めはほとんど記憶になく新鮮であった。ここは観光地。人が多い。
寒霞渓が小豆島で1番高い所かと思っていたがそうではないようだ。道はまだ上へ続いている。そしてたどり着いたのが四方指展望台。標高777m。
銚子渓を一気に下り再び土庄へ。コンビニで昼食後、これからどうするかを思案する。帰るにはまだ早いしもう一度寒霞渓に上るのはしんどいので南に延びている釈迦ヶ鼻という岬をぐるっと回ることにして出発。しばし交通量の多い国道を走って池田から県道250号へ入る。
岬に近づくにつれ道は狭くなり台風並みの風が容赦なく襲う。岬に着いた証拠の写真を撮り退散する。
まるで海へと飛び込むようなダウンヒルを楽しみ再び土庄へと戻った。
きつい上りの後の長い下りで体を冷やしさらに釈迦ヶ鼻へのアップダウンでひざに負担をかけて痛めてしまったようだ。帰り、特に岡山に着いてからの旭川沿いはペダルを回すごとに訪れる痛みに耐えながらの帰還となってしまった。今年一番の冷え込みで温かい冬用のタイツが必要だった様に思う。翌日のしまなみ海道では痛みが残ったがもう痛みは引いている。皆さんも無理せず温かい恰好で走ってください。
小豆島は思っていたより変化に富んでいた面白かった。またダックスサイクリング企画でも行ってみたいと思ってます。よろしく。
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