落葉のサイクリング その2

 さて次は岡山の町外れの小さな峠に向かいます。この道は2005年の冬に初めて訪れて以来のお気に入りの道でそれから毎年1回は走っています。
この先通行困難。 
 入り口は野谷小学校の裏です。国道53号線のバイパスをくぐるとこの標識が立っています。通行困難ということは通れないんじゃなくてまあ一応通り抜けられるけど、でも行かない方がいいじゃないですか?て感じの意味合いでしょうか。俄然やる気がわいてきます。


舗装路が終わり地道になる。
 しばらく走ると舗装路が途切れ未舗装の地道になります。この瞬間が僕は大好きです。さあいよいよ旅のメインディッシュが始まるんだ!というわくわく感がたまりません。
落ち葉を踏みしめて走る。落ち葉の上をゆく。
 バイパスを急ぐ車の音もやがて遠くなり静かな道の落ち葉を踏みしめながら走ります。
深山幽谷の趣。
 峠近くは岡山市内とは思えないどこか深山の趣があります。
峠は切り通し。
 右にカーブすると不意に切り通しの峠に着きます。未舗装ゆえに切り通しもコンクリで固められたりはしておらずいい雰囲気を残しています。この峠に名前がないのがちょっと残念です。
下りは荒れている。
 下ると清水という集落に出るのですがこっち側はあまり整備されておらずやや荒れています。倒木の枝などもそのままで押すところもいくつかありました。
清水からの眺め。清水からの眺め。
 下った先の清水からの眺望も一見に値します。心地よいうねりの細道の先に芳賀佐山団地が遠望できます。古い民家を抜けると空港に向かうバイパスに合流します。あとは道なりに下って岐路に着きました。
 
 おわり