TREK Univercity

 と銘打たれたトレックジャパン主催の販売店向け勉強会&試乗会へ参加するべくスタッフ一同で兵庫県のグリーンピア三木へ行ってきました。
座学
 まずは座学から。今回はカーボンフレームのマドンシリーズとTTバイクのスピードコンセプトがメインでした。歴史から各モデルの違い、特徴などなど、2時間半ぶっ通しで元MTBエリートライダーの野口忍さんからレクチャーを頂きました。今回はビデオも回してきました。


 午後からは屋外での試乗会です。実際に乗ってみて各モデルのセールスポイントを確認してきました。ペダル、シューズは持参してとっかえひっかえさまざまなバイクにまたがってきました。
 それぞれホイールやコンポーネントが違うのであくまでも僕の感想です。
Madone 6.9SSL
いきなり最上位モデルマドン6.9SSLに乗ってしまいました。デュラエースにボントレガーXXXライトカーボンホイールを履いています。
 踏み出しから明らかに軽い!そしてダンシングするとスルスルとどこまでも加速していく感じです。わざとマンホールの上を走ったりしてみましたがごつごつ感は伝わってきません。そして緩い上り坂でのダンシングが特に気持ちよかったです。H1というプロ仕様のヘッドチューブの短いモデルだったので僕にはハンドルが低かったのですが快適でした。ついつい踏み込んでしまい軽く乗ってやるかという想いは吹き飛び全開モードに。。。
Manone 5.2
次はマドン5.2です。さっきの6.9SSLと比較すると踏み出しはやや重いものの走り出しスピードが乗ると軽快です。これに乗るとさっきの6.9SSLが最上位モデルらしいパリッとした硬さがあったんだなあと感じました。5シリーズは今年からTCTカーボンになりましたが進化しています!
madone 6 H3
 マドン6シリーズは乗り手の好みやレベルに応じて同サイズで3種類のフレームを選ぶことができます(6SSLは2サイズ)。
 次に乗ったのは6シリーズのH3という最もヘッドチューブの長いモデルです。女性向けのWSDシリーズも同様の設計だそうです。
 僕は自分のバイクもステム上向きのアップライドで乗っているのでこのハンドルの高さは安心感があります。下りも怖くない!6シリーズは昨年までの最上位モデルです。ツールドフランスも勝っています。SSLのほうがより軽量なのですがこれでも十分なレベルだと感じました。
MTBも!
 店長とお姉さんはMTBでトレイルへ。
Cronus Ultimate
 僕はさらにロードを試乗。一台だけあったGary Fisher Collection最上位機種のクロノス アルティメットです。フレームサイズは56と大きくサドル高を合わせるとハンドルがぐっと上に。さすがに大きすぎましたが乗り心地は抜群です。28cのタイヤまで入るフレーム設計やフェンダーダボなど遊び心溢れるバイクです。ハンドルもかつてのランドナーバーのような下が広がったつくりで安定感に一役買っています。個人的にはかなり気になるバイクです。一台でレースもツーリングもロングライドもと欲張るならぜひお勧めです。
Madone 3.1
最後にマドン3.1です。22万円のフルカーボンバイクです。キャリアが付けられます!このバイクはお店にも試乗車があるのでぜひ試していただきたいのですが思った以上にマイルドな乗り心地でした。ですがロードバイクらしい加速感や切れも十分にあります。フルカーボンのバイクとしては安い部類ですがそこは最新モデル!BB周りの剛性感はしっかりとありロード初心者の方からベテランの方までお勧めできるバイクだと感じました。
日暮れ
 色々乗り比べているとあっという間に日が暮れてしまいました。
 今日の経験を活かせるようしっかり復習しておきます。ぜひ御来店ください。
トレック以外のバイクもたくさんありますよー。