年越し室戸足摺ツアー その9

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 峠周辺を少し散策してみました。この道は88ヵ所のお寺延光寺へ至る遍路道のようです。MTBで下ったら面白そう。
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 二体の仏様が静かに峠を見守っていました。


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 さて、四万十市(中村)へ下りましょうか。完全一車線でガードレールなし。県道と呼ぶにはあまりにワイルドな道が続きます。離合出来るような場所はあったかなあ?自動車で行くのはお勧めできません。
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 さらに昨年夏の台風以来全く人の手が入っていないようで枯れ枝や流れてきた土砂で路面が覆われ舗装路なのですがダートと全く変わらない状況です。全くスピードが出せません。でも、こんな道、好きです。
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 一ヵ所だけ視界が開ける場所がありました。山また山、幾重にも重なる山並みが四国らしいですね。
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 下りきったところにある標識。悪戦苦闘して下りきった後にこれを見ると苦笑い、というか悪い冗談にしか思えません。
「道路を美しく」
 
 国道で一気に中村市街へ。2日前に泊まった河川敷にまたテントを張り駅へ向かいます。明日はどこからかは輪行することになるのですが大きな輪行バックを抱えて満席の特急に立ちっぱなしはさすがにきついので高知~岡山間の指定席の空き状況で明日の予定を立てることにしました。改札で尋ねると高知を17時13分発の南風24号に1つだけ空きがあるとの事でした。それを押さえてもらい何とか座って帰れることが決定です。遅い時間なのでどこか走るかそれともずっと輪行か?まあ翌朝考えましょう。
 ある程度予定が決まるとぐっと気持ちが楽になりました。
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 さて、落ち着いたので風呂でも入りましょう。この前は新しい立ち寄り温泉に行ったのですが確か中村には銭湯があったはず。と思い立ち観光案内所で聞くとやっぱりありました!観光案内所のスタッフがちゃんと銭湯の情報を知っているのもさすがです。場所を聞いて向かうと渋い銭湯が現役で頑張っていました。サイクリングの旅にはこんな地域密着型の銭湯が味わい深くていいですね。
 温まった後はマルナカで1人鍋の食材を仕入れてテントに戻り最後の夜を楽しみました。
旅もあと1日です。
この日走ったルートはこちらです。

その10へつづく