2013.05.03~06GW四国サイクリングその1

 今年のGWサイクリングは3月に届いた1通のメールから始まりました。そのメールには5月4日に高知市内で大学時代(高知大学農学部森林科学科)の同窓会的なことをやるのでどうですか?というもの。これまでお休みの関係でそういったイベントに参加したことがなかったので早速参加のメールを返信しコース作りを始めました。そうです。自転車で行って自転車で帰ってやろうという計画です。
 このメールが来る前は久しぶりに四国カルスト辺りを走ろうかと漠然と考えていたのですが全面修正。出来るだけ未走の道をいれつつあとは気分次第で臨機応変に対応、という事で出発地点をJR土讃線の大歩危駅、初日のキャンプ地を本山町の帰全山キャンプ場に設定。帰りはいくつかルートは思い描いているのですがはっきりとは決めずに3日の朝出発しました。
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 駅西口のエレベーター横で輪行。在来線に乗る時はここ。新幹線だと東口のマクドナルド前が僕の定位置です。荷物か多いので嵩張るテントやシュラフは小さくたためるバックパックに入れて背負います。
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 切符を買ってホームへ降りると出発20分前ぐらいだったのですがすでに長蛇の列。大歩危までは1時間50分、座るのはあきらめて何とか荷物は最後尾シートの後ろに入れてデッキに立って行きました。デッキも結構な人だったのでGWの時期の輪行は周りに迷惑を掛けないように計画的にしなければなりませんね。
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 10時37分大歩危駅着。数名降りたでしょうか。ここは駅前に何かあるわけではなくかずら橋や大歩危小歩危峡への観光のベースになる駅です。なのでみなさんがバスやタクシーで出発すると駅前は静かになります。ゆっくりと輪行を解き確実に装備を取り付けていきます。今日は峠は1つ越えますが距離は40キロ程度なのでのんびりです。それにこの時間に大歩危駅に着いたのにはもう1つ訳があります。


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 それは駅前スーパーの立ち食い処でお昼ご飯を食べる事なのです。前回来たのは2010年なのでもう3年前です。ここの素朴な祖谷そばと固い田舎豆腐は最高なのです。
 僕が外で食べていると観光から戻ってきた人たちが汽車待ちの時間でぞくぞくやって来ました。ここは海外からのバックパッカーも多いので英語の表記があったりします。
 他にもスパーの中で売っているお惣菜、その時で置いているのもは違うのですが今回はがんもがあり1つ食べるとこれまた非常においしく夕食用に追加で買い込みました。
12時を回ったので出発!この日のコースはこちらです。

国道から分かれて藤川谷川を遡上して行きます。初めて走る道です。
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 この谷は児啼爺伝説発祥の谷という事で他にも色々な妖怪が沿線に現れます。
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 新緑も鮮やかで例によってなかなか前へ進めません。この近くにシャクナゲで有名な野鹿池山(のかのいけやま)があるのですが事前に地形図で見た時には繋がっていないと思われた道に野鹿池山の標識があるのを発見。近年繋げてしまったようです。野鹿池山はピストンする道しかないと思っていたのですがこれなら周回ルートが取れそうです。今後の課題ですね。
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 14時18分、美馬峠隧道着。峠、なのですが本当のピークはもう少し先の県境です。この辺りから空が暗くなり県境に着いたところで雨が降り始めました。カッパを着てリアの荷物にカバーを付けて走ります。晴れの予報だったのですが山の天気は変わりやすいです。
その2へつづく