BB30規格のフレームに取り外し可能なアダプターを使用して
シマノクランクを取り付けしてみました。
使用したのはこれ↑
KCNC BB30 RD SHIMANO
接着剤を使用しないので、後から取り外しも可能な優れものです。
以前はフレームの幅(68mmか73mm)に合わせる為のОリングが付属していたようなのですが、
現行の商品にはちゃんとアルミのスペーサーが付属していました。
早速装着。
赤い部分はプラスチック製のシムです。
シマノホローテック2はシャフト径が24mmなので
ベアリング内径を合わせる為の物ですが・・・
これが微妙でした。
デュラエースクランクで試したのですが、このシムがベアリングに嵌ると
内径が24mmに足りないらしく、シャフトが入りませんでした。
そして叩いて無理に嵌めようとすると、
割れやすいんですねぇこのシムは・・・
ベアリングから外すとシャフトにはスムーズに嵌るんですけどねぇ;
色々手は尽くしてみましたが、このアダプターに使用されているベアリングの外形と厚みが
エンデューロベアリングのシマノBB用ベアリングと全く同じだったので
今回はエンデューロを挿入決定!
エンデューロベアリングならば内径が24mmでシムが必要ありません。
そのままシャフトが嵌ります。
まぁ、ガッシガッシ漕いで力のかかる部分ですから、薄っぺらいプラスチックシムが
大トルクに耐えられるとは考えにくいので、これはこれでOKなのかもしれませんね^^;
デュラエースBBが 140g
スリーブが60g
に対して KCNCのアダプター重量が ベアリング込みで 118gと軽量化にも貢献。
回転もとてもスムーズになり、なかなか良いのかもしれません。
後は、音鳴りやチェーンラインの若干のズレによる変速性能の変化があまり出なければ
合格というところでしょう。