久しぶりに旅の虫が騒ぎだし地図を片手に走ってきました。
サイクリングの旅は走るのも当然楽しいですが計画するのも走り終えて振り返るのも大きな楽しみです。
僕が計画段階でまず頼りにするのは地図です。それも印刷物としての紙の地図ですね。広域は昭文社のツーリングマップル、そして詳細は国土地理院の地形図を利用しています。想像しイメージを膨らますにはパソコンやGPSナビではどうにも役不足です。
地形図に関してはインターネット上の国土地理院のHPから2万5千分の1の地形図が閲覧できるのでこれは参考にしています。ですが最近ではこれも電子国土基本図がメインになってしまいました。
しかし、
「平成23年7月31日にサービスを終了する予定でした2万5千分1地図情報の閲覧につきましては、閲覧継続の御要望が多く寄せられましたので、当面の間、サービスの継続を行うことといたしました。」
とサイトのトップあります。当然の結果でしょう。
電子国土基本図は確かにより詳しい最新情報が得られますが見ても旅したいという思いがまったく湧いてこないんですよねー。多くの人がそう感じているのでサービスの継続になったのでしょう。地形図の絶妙なデフォルメ具合が旅好きには支持されているのでしょうね。
前置きが長くなりましたが今回は5万分の1地形図「西大寺」とツーリングマップル中四国版、カメラはPentax K-7 にタムロンの10~24㎜を付けて走りに行きました。
走ったコースはこちらです。
9時過ぎに自宅を出発。百間川沿いを走り大多羅駅前を通って西大寺へ。西大寺は祖父母が住んでいたので子供の頃はなじみでした。夏休み、春休み、お正月、会陽と年中訪れていました。車で行っていたので遠いところという印象だったのですがスポーツサイクルに乗り始めると案外近いんだという事が分かりました。祖父母宅付近は昔は一面の田んぼで吹き抜ける風の心地よい田舎でしたが今は住宅地になっています。
新永安橋を渡り神崎町へ。古い水門のたもとの廃商店に道標がありました。牛窓往来です。今回は右の水門、正儀、久々井方面へ向かいます。
千町川派川の河口にある水門までやってきました。中州がありその両側に水門があります。写真でもわかりますが中州には立派な蔵付きで茅葺のお屋敷がでんと構えています。気になりましたがどんなお宅かは分からず。
その2へつづく